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【足連載/第2歩】タコ1つでも要注意!? 知らないと損する足裏からわかる4つのタイプ別対策法

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更新日

ゆうゆうtime編集部

関節突出部のウオノメで痛みが強く、「カチカチ」タイプは中高年女性に多い傾向

「カチカチ」タイプは、O脚、猫背で歩き方はすり歩き。重心が後ろにあるので、歩くのが遅くなりがちで、歩行も不安定になるのが特徴です。

指にできるウオノメなどの痛みで、足や膝への負担につながることがあります。

股関節の動きが悪くなっていることが多いので、ゆるゆる屈伸やかかとの上げ下ろしを行い、股関節をゆるめたり、前傾姿勢を起こすことが大切です。

靴の選び方や履き方が間違っている、極端な運動不足の人は「ペタペタ」タイプ

「ペタペタ」タイプは、間違った靴の選び方や履き方の人、極端な運動不足の人、そして足指の働きが悪くなっている人に多く、ペタペタと引きずるように歩くのが特徴です。

不適切な靴や運動不足は全身の不調の一因にもなり得るので、まずは適合する靴や靴下選びに注意し、無理のない運動を。

姿勢に注意して腕を振り、歩行の距離を伸ばすことを心がけましょう。足指体操や、足関節と股関節のストレッチも有効です。

足のために今日からできること

今回ご紹介した足タイプは、100%当てはまるものではなく、タイプが混ざる方や、右足と左足で違ったりすることもあります。

足を守るためにできるのは、フットケアと適度な運動、フィットした靴や靴下のセレクトです。

転倒のリスクを回避して、膝や腰などの関節症、歩行困難とは無縁の生活を。
人生100年時代、少しでも長く歩けるよう、今から対策しましょう。

【今日からできる足ケア習慣】
自分の足タイプを知って、運動などの対策をする。

連載「足が変われば人生が変わる~一生自分の足で歩くために」一覧

監修者
高山かおる

医師

1995年に山形大学医学部を卒業後、東京医科歯科大学で医学博士を取得。足のトラブルの原因を追究し根本的な治療を目指すフットケア外来を開設し、患者の診療にあたるほか、歩行教室や装具外来も併設。テレビ出演や著書を通じて、正しい足のケアと健康な歩行の重要性を広く啓発してきた。2015年には「100歳まで自分の足で歩ける社会づくり」を目指し、一般社団法人足育研究会を設立。代表として、社会への足の健康啓発活動を積極的に展開している皮膚科専門医。

1995年に山形大学医学部を卒業後、東京医科歯科大学で医学博士を取得。足のトラブルの原因を追究し根本的な治療を目指すフットケア外来を開設し、患者の診療にあたるほか、歩行教室や装具外来も併設。テレビ出演や著書を通じて、正しい足のケアと健康な歩行の重要性を広く啓発してきた。2015年には「100歳まで自分の足で歩ける社会づくり」を目指し、一般社団法人足育研究会を設立。代表として、社会への足の健康啓発活動を積極的に展開している皮膚科専門医。

イラスト/草野かおる

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