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50代以降の女性の2人1人が【卒婚】を考えている!? 増加中の「死後離婚」とは?

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ゆうゆう編集部

【コラム】死後離婚は 増加傾向

死後離婚とは、正式には「姻族関係終了届」を提出すること。離婚したかったのに相手が死んでしまった、死後に相手の親族とつき合いたくないなどの理由で提出されることが多く、届け出るのは圧倒的に女性です。

姻族関係終了届を出しても戸籍には記載されず、周囲に知られることはありません。生命保険や年金など財産も相続できます。その一方で、配偶者の親族に対する扶養義務はなくなります。お金や介護の援助を頼ってきたら、「こういう届けを出して縁を切っています」と、自分の意思を示すことができますし、扶養しないことが法律的にも認められています。結婚生活に苦しんできた人には気持ちの救いになる、けじめとしての意味合いが強い制度だと言えるでしょう。

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取材・文/荒木晶子

※この記事は「ゆうゆう」2025年12月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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