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【松村雄基さん・62歳】健康と役者人生を支える、驚きの「朝食ルーティン」を大公開

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恩田貴子

命がけであの時代の熱を表現したい

舞台『わが歌ブギウギ-笠置シヅ子物語-』は、戦後の日本を明るく照らしたブギの女王・笠置シヅ子が、音楽家・服部良一に見いだされ、日本を代表する人気歌手へ成長していく姿を描く物語。戦後の何もない時代、音楽の力で人々を勇気づけた2人の情熱。それは、今の時代を生きる私たちにも大きな勇気を与えてくれると、松村さんは力を込める。

「僕ね、ものすごく元気になったんですよ。この作品の台本を読んで。『がんばろう、もっとやってみよう』と思えたんです。それは、僕らの想像も及ばない大変な時代を、自分の信念と情熱を信じ、仲間たちと乗り越えてきた人たちの思いとエネルギーがひしひしと伝わってきたから。

今も、決して楽な時代ではありませんよね。激化する自然災害や紛争、そしてSNSが普及したことで生まれた弊害も多い。いろんな意味で、生きるのが大変だなぁと思います。でも、こんな時代でも、気持ちひとつで乗り越えられるかもしれないという勇気を、僕はこの作品からもらったんです。

命をかけて音楽を作り、歌を届けた笠置さんや服部さんの心境は、どんなものだったのだろうと思います。僕は戦争を経験していないから、どうしたらその心境にたどり着けるのか、まだ試行錯誤の真っ最中です。でもそこに至らなければ、服部さんの情熱はお客さまに伝わらない。並大抵のことではたどり着けないと思いますが、劇場に観に来てくださる皆さんにその情熱や、明日への活力をお届けできるよう、命がけで役と向き合っていきたいと思います」

【Information】『わが歌ブギウギ-笠置シヅ子物語-』

香川に生まれ大阪で育った笠置シヅ子(キムラ緑子)は、歌劇団に憧れ大阪松竹座へと押しかける。偶然居合わせた音楽家・服部良一(松村雄基)に才能を見出され、大阪松竹少女歌劇団(のちのOSK)へ入団し、やがてトップスターとなる。さらに本格的なショーを目指して上京した彼女は、戦争の影響や花森興業の御曹司・花森英介(林翔太)との運命的な恋を経て、戦後日本を代表する人気歌手へと成長していく。数々の出会いや試練を乗り越え、どんなときも明るく歌い続けたシヅ子。涙と笑顔に満ちたその人生を、「東京ブギウギ」「ラッパと娘」「ジャングル・ブギー」など珠玉の名曲とともに描く感動の舞台。

作/小野田勇 補綴・演出/齋藤雅文
出演/キムラ緑子、林翔太、惣田紗莉渚、賀集利樹、曽我廼家寛太郎、一色采子、桜花昇ぼる、松村雄基 他

【東京公演】2026年1月2日~20日 三越劇場  
全席指定1万円(税込)
チケットホン松竹☎︎0570-000-489もしくは03-6745-0888(10:00〜17:00)
チケットWeb松竹(24時間受付)

【京都公演】2026年1月24日~2月1日 南座
1等席1万2500円、2等席7000円、3等席4000円、特別席1万3500円(いずれも税込)
チケットホン松竹☎︎0570-000-489もしくは06-6530-0333(10:00〜17:00)
チケットWeb松竹(24時間受付)

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撮影/園田昭彦

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