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「朝メシは何を食べるのが1番いい?」77歳名医が語る朝食の新常識とは?【鎌田 實先生】

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鎌田 實

体内時計は朝食でリセット

時間栄養学で明らかになった事実の1つに、朝メシによる体内時計のリセットがあります。

地球の1日は24時間(自転して1回転する時間)ですが、体内時計はそれより長く24.5時間くらいあります。つまり、そのまま体内時計にしたがって生活していると、1日0.5時間のズレが生じていくのです。そこで、規則正しい生活を送るために、体内時計を毎朝リセットしなければなりません。

体内時計のリセットに一番効果があるといわれているのが、太陽の光を浴びることです。

朝起きたときは、カーテンを開けて朝日を浴びるとよいといわれていますね。これによって親時計がリセットされます。朝に太陽の下で5分くらいラジオ体操をし たり、スクワットをしたり、短時間のウォーキングをしたりする生活は、体内時計をリセットするという意味でもとても理にかなっています。

一方、朝メシを食べると、肝臓などの子時計がリセットされます。朝メシをきち んと食べなさいといわれるのは、子時計のリセットに必要だからです。

このように、朝メシをきちんと食べる習慣は、時間栄養学から見ても理にかなっているのです。「朝メシ革命」の第1歩は朝メシを食べることから始まります。忘れないようにしましょう。

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※この記事は『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』鎌田實著(エクスナレッジ刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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