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医師が解説する【耳鳴り・めまい】改善するのに良い栄養素&悪影響を与えるNG習慣

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ゆうゆう編集部

家族との会話で聞き返す回数が増えた、最近声が大きくなったと言われる……。それは耳からの注意信号かもしれません。耳の状態が変わると、日々の過ごし方や人づき合いに影響することも。ここでは、耳の不調を改善する食事をご紹介します。

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教えてくれたのは
木村至信さん 馬車道木村耳鼻咽喉科クリニック

きむら・しのぶ●耳鼻咽喉科医。
信州大学病院に勤務後、難聴遺伝子、遺伝子解析研究のスペシャリストとして厚生省(当時)で研究に携わり、米国ネブラスカ州国立リサーチ病院に留学。
大学病院での高度医療、癌センターでのオペ研修など医療のトップレベルの現場で15年以上勤務。
横浜市立大学医学部大学院にて医学博士を取得。
現在、横浜市内のクリニックで地域密着の診療に励んでいる。

耳の不調を改善する食事アドバイス

耳の健康には、日々の食事も大きく関係しています。適切な栄養素を摂取することで、さまざまな耳の不調を改善できる可能性があります。

とりたい栄養素① 内耳の機能を改善する【ビタミンB12】

内耳の機能や神経の働きを正常に保つ栄養素。難聴や耳鳴り、めまいなどに処方される薬「メチコバール」の有効成分でもある。ビタミンB12が不足すると末梢神経の働きが悪くなり、耳鳴りや難聴が起きやすくなる。

シジミ、アサリなどの貝類、サンマ、イワシなどの青魚、牛・豚・鶏のレバー、卵、チーズなど

とりたい栄養素② 末梢神経や中枢神経の働きをよくする【ビタミンB1】

肉や魚、豆や穀類などに多く含まれており、耳のために積極的に摂取したい栄養素の一つ。水に溶けやすい(水溶性)ビタミンなので、豚汁や大豆入りスープなど、汁ごと食べられるメニューが◎。

豚肉、大豆、ゴマ、玄米、うなぎなど

とりたい栄養素③ 足すると聴覚に影響が出る【亜鉛】

カキ、カタクチイワシ、牛肉、豚レバー、ワカメなど

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