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寝グセでも身だしなみでもなく「朝起きて必ず整えるもの」元幹部自衛官が教える、強い心の作り方

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わび

目の前の世界を変えるきっかけに!

ベッドを整えることの意義については、アメリカのウイリアム・マクレイヴン海軍大将もテキサス大学の卒業式のスピーチで同じようなことを言っているので、おそらく世界中の軍隊の共通認識だと思います。

彼のスピーチでは、他にもこんなことを言っていました。

「たとえ、つらい1日を過ごしたとしても、部屋に帰れば整えたベッドがある。整えられたベッドは、『明日は大丈夫だ』と勇気づけてくれるだろう。だから、世界を変えたいのなら、まず自分のベッドを整えることから始めよう」

別に自衛隊や米海軍のように、朝起きた瞬間から自分を追い込みながらバームクーヘンレベルでベッドを整える必要はないです。朝起きて、カーテンを開けたら、シーツと掛け布団を整え、枕を定位置に置く程度でいいと思います。たぶん、2分もあれば十分にキレイなベッドに整います。

毎朝の「ベッドを整える」ことをルーティンとして自分に課してみてください。1日の早い段階で少しでもミッションをクリアすると充実度が増しますし、いつしか目の前の世界を変えるきっかけになるかもしれませんよ。

精神科医 Tomy先生が検証!

「ベッドを整える」このアイデアは、いくつかの点から有効だなと思いました。まず作業療法としての側面ですね。精神科の治療の一つに「作業療法」というものがあります。これは作業することを通して、精神の安定化を図るものです。禅でも取り入れられているアイデアですね。人は丁寧に作業することで、余計な考えを頭から追い出すことができます。掃除や片付け、調理、単純作業なんでもいいのです。無になって、作業に没頭することで気持ちを落ち着けることができます。

また、「整える」ことによって視覚的に疲れない環境を作ることもできます。人間の脳は無意識のうちに視覚情報を処理しています。ただ見ることによって、「ここにあれがある」「あそこにこれがある」といったような処理を行っているのです。それゆえ、散らかった部屋は情報量が多く、脳が疲れやすくなるのです。ベッドを整えることで疲れにくい環境を作ることができます。

もちろん、この章ででてきたように、ミッションとしての達成感を得ることもできます。さらにこのミッションによって気持ちの良い寝床ができあがっています。一日の終わりには、ただベッドに飛び込めばいいので、気も楽になりますよね。

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この記事は『元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣』(わび著/精神科医 Tomy監修/朝日新聞出版刊)をウェブ記事用に再編集したものです。

監修者
精神科医 Tomy

精神科医

精神保険指定医、日本精神神経学会専門医。Xのフォロワー数は39万人を超える。テレビやラジオなど、マスコミにも多数出演。『精神科医Tomy が教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』に始まる「1秒シリーズ」が、36万部突破のベストセラーとなる。その他にも『精神科医Tomy が教える 心の執着の手放し方』『精神科医Tomy の気にしない力』『「内向的な人」の幸福戦略』『精神科医Tomy が教える50代を上手に生きる言葉』など多数の著書がある。

精神保険指定医、日本精神神経学会専門医。Xのフォロワー数は39万人を超える。テレビやラジオなど、マスコミにも多数出演。『精神科医Tomy が教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』に始まる「1秒シリーズ」が、36万部突破のベストセラーとなる。その他にも『精神科医Tomy が教える 心の執着の手放し方』『精神科医Tomy の気にしない力』『「内向的な人」の幸福戦略』『精神科医Tomy が教える50代を上手に生きる言葉』など多数の著書がある。

元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣

わび著、精神科医 Tomy監修
朝日新聞出版刊

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