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猛暑が来る前に植えたい【バラの開花株】庭に植える手順と水やりの注意点

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吉原美奈子

猛暑が来る前に植えたい【バラの開花株】庭に植える手順と水やりの注意点

中心がアプリッコトイエロー、外弁が淡いピンクのバラ。ウェーブがかった少なめの花弁が開いていく様子はとてもエレガントです。

バラの苗はそろそろ姿を消しますが、ガーデンセンターなどには苗を卒業した鉢植えバラが並びます。しっかり育っていて、植え傷みもないのでこれからバラを育てたいと思っている人にはおすすめです。すでにバラを育てている方へ、この季節の栽培のポイントも解説します。

猛暑が来る前に植えたい【バラの開花株】庭に植える手順と水やりの注意点(画像2)

みずみずしい赤とピンクのハイブリッドティーローズを屋外の木のテーブルに置いただけ。これだけで力強く、絵になります。

今が庭への植え時、バラの開花株

4~6月上旬ごろまで売り場に並んでいたバラの新苗もそろそろ姿を消し、植え付けの季節は終わったように思うかもしれません。

しかしガーデンセンターなどには、プロによって1年ほど育成された鉢植えのバラが並んでいることも多いものです。
「苗」というほど幼くはないけれど、まだ成木には達していない状態で、「開花」とか「育成済みの鉢苗」などと呼ばれたりします。

猛暑が来る前に植えたい【バラの開花株】庭に植える手順と水やりの注意点(画像3)

花弁の短いロゼット咲きで、反り返るように開花するユニークな花形のイングリッシュローズ。ダリア咲きと表現する人もいます。

こうした鉢植えバラは根がしっかりと張っているので、赤ちゃんのような新苗を植えるのとは違い、取り扱いにそう神経質にならなくてもいいのがメリット。

初心者でも安心して扱え、四季咲き種を植えれば秋にはたくさんの花を付けて楽しませてくれるでしょう。
好みのバラがあれば、梅雨明けの猛暑がやってくる前に庭に植え付けることをおすすめします。

猛暑が来る前に植えたい【バラの開花株】庭に植える手順と水やりの注意点(画像4)

2007年作出の‘ピアノ’は、濃い緑の葉に鮮やかな赤のクォーターロゼット咲き。樹高1.2~1.4mで花弁はビロードのような質感です。

鉢バラを庭に植える際のポイント

鉢植えバラを庭に植え付ける手順ですが、植える前日にたっぷりと水をやり鉢の中まで十分に湿らせておきます。
花や咲きそうな蕾が付いている場合はもったいない気がするかもしれませんが、切ったほうが根の活着が早くなります。

庭の日当たりと風通しのよい場所に直径、深さとも40㎝程度の穴を掘ります。
粘土質の土壌ならもう少し大きめに掘るとよいでしょう。

穴にバラ専用培養土、完熟たい肥、腐葉土などを混ぜます。
しっかりと生長している鉢苗なので培養土を多めにし、完熟たい肥や腐葉土はそれぞれ1割程度でもかまいません。

猛暑が来る前に植えたい【バラの開花株】庭に植える手順と水やりの注意点(画像5)

オレンジ色のバラを8~9輪、ガラスの花瓶に生けました。部屋にぽっと灯りがともったようで気持ちが明るくなります。

ポイントは穴の周囲の元々の土を少し削りながら、新しい培養土類と混ぜること。
根が柔らかい培養土の中だけを回り、周囲の庭土に伸びにくくなるのを防ぐために行います。

バラを鉢から抜き、鉢土はくずさずに穴に入れます。
最終的に鉢土の表面と地表が同じ高さになるように高さを調節しながら植えてください。
最後に支柱を立て、大きなバケツ1杯ほどたっぷりと水を与えます。

その後1~2週間は土の表面を見て、乾いていたらたっぷり与えます。
植えたばかりのバラは根鉢と庭土の間で水の行き来がスムーズでないことがあるので、梅雨期でもよく確認してください。

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イングリッシュローズとは、イギリスの育種家デビッド・オースチン氏によって開発されたバラの系統で、オールドローズの香りや花形と、モダンローズの四季咲き性、耐病性をあわせ持っています。カップ咲きやロゼット咲きが多く、ナチュラルガーデンにぴったりの優雅な雰囲気を演出します。

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ハイブリッドティーは、ガーデニングで最も人気のあるバラの系統の一つです。19世紀後半に生まれたこの系統は、花の形が美しい古典的なティーローズと丈夫なハイブリッドパーペチュアルを交配して作られました。大輪で咲き誇る花と高い香り、多彩な色合いが特徴で、シンボル的な存在感を放ちます。鉢植えや地植えはもちろん、切り花としても優れており、ガーデニング初心者からも愛されています。

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オールドローズとは、1867年に最初のモダンローズである‘ラ・フランス’が登場する以前に育種・栽培されていたバラの総称です。ダマスク系やガリカ系など豊かな香りと花姿を特徴とする系統がいくつかあり、多くは一季咲きです。自然な樹形の美しさから、ナチュラルな庭づくりによく取り入れられます。

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四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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シュートとは、植物の株元や枝から伸びる新しい枝のことを指します。​特にバラでは、勢いよく出た新しい枝は将来の主枝となる重要な枝であり、適切な管理が必要です。

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シュラブとは、ガーデニングでよく用いられる低木の総称です。生長が安定し、剪定によって形を整えやすいことから、庭や花壇の基盤となる植栽として重宝されています。バラの一種のシュラブローズも有名で、初心者から上級者まで幅広く愛されています。また、季節ごとの景観を楽しめる落葉樹や常緑樹があり、生育環境やデザインに応じて選べるのも魅力的です。

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腐葉土とは、落ち葉や枯れた植物の枝などが微生物の働きによって分解され、ふかふかの土状になったものです。ガーデニングでは、土壌改良材として使用されることが多く、通気性や水はけを向上させ、植物の生長を助ける効果があります。また、有機物を豊富に含むため、植物にとって優れた栄養源となります。手作りも可能で、落ち葉を積み重ね適切に管理すると約半年~1年で完成します。庭づくりやプランター栽培にも非常に役立つ、自然の恵みを生かした便利なアイテムです。

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置き肥とは、ゆっくり効くタイプの固形肥料などを植物の根元付近に置いて施す方法、または肥料そのもののことです。水やりのたびに少しずつ肥料成分が溶け出すため効果が長く持続し、手間が少ないのが利点で、鉢植えやプランター、地植えなど幅広く利用されます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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二番花とは、植物が最初に咲かせた花(一番花)のあとに続いて咲く花のことを指します。一部のバラやクレマチスなど、繰り返し咲くタイプの植物が代表例です。一番花の後に剪定や肥料を適切に施すことで、二番花をより美しく咲かせることができます。ガーデニングでは長い期間花を楽しむために、この二番花を咲かせることがポイントとなります。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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新苗とは、その年につぎ木やさし木でふやされた若い苗のことを指します。​特にバラ栽培において用いられる用語で、春から初夏にかけて販売されます。

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支柱とは、植物が倒れたり茎が曲がったりするのを防ぐために立てる棒状の補助具。特に生長とともに高さが出る植物や、実が重くなる果菜類、つる性植物などに欠かせない資材です。ガーデニングでは、支柱の材質や形状によって景観にも影響を与えるため、景観に馴染む自然素材のものや色つきのものを選ぶことで、植物の生長を支えつつ庭の美しさとの両立を図ることができます。

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摘芯とは、植物の生長点(茎の先端)を摘み取る作業のことです。枝分かれの発生を促したり、植物の生長を抑えたりする目的で行われます。ピンチとも呼ばれます。

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成木とは、植えつけから数年が経過し、十分に生長して実をつけたり、花を咲かせることができるようになった樹木のことを指します。例えば果樹園で見られるリンゴやモモの木も、成木になれば毎年安定して収穫が期待できます。成木になるまでの管理が重要で、剪定や害虫対策、肥料など細やかなケアが必要です。ガーデニングにおいては、この段階になれば見栄えもよく、大いに楽しむことができます。

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主幹とは、木や低木の中心となる太い幹のことで、そこから枝や葉が広がる構造の基礎となる部分を指します。ガーデニングで育てる庭木や果樹などでは、主幹をどう育てるかが全体の形やバランスに影響します。特に若木のうちは、主幹がまっすぐ伸びるように支柱で支えたり、不要な枝を剪定したりして、育成の方向を定めたりすることが大切です。主幹がしっかりしていると、風や雪にも強く、健康的な植物に育ちやすいため、長期的なガーデニング計画においては重要な観察ポイントとなります。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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