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【観葉植物の育て方 Q&A】元気がない、葉が落ちた、旅行中は、虫対策、お風呂に置いていい? 18の質問にプロが回答

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園芸ガイド編集部

植物の状態の困った!

Q 12「葉が落ちた、葉やけした」

季節の変わりめは、観葉植物でも調子を崩しやすいとき。原因は主に「水不足、または与えすぎ」「日照不足」があります。鉢土が乾いていたら水を与え、湿っていたら水やりはストップ。日が当たらなければ、置き場所をかえて様子を見ます。

また、強い日差しで葉やけしてしまった場合、黄色や黒くなった葉は切り取り、直射日光を避ける場所に移動させましょう。

Q 13「肥料をあげているのに元気がない」

肥料の与えすぎで植物が弱ってしまうことも。過剰に肥料を与えると、植物が肥料を吸収しきれずに根を傷めてしまったり、病気にかかりやすくなったり、虫を呼んでしまうこともあります。たくさんあげたからといって、より大きく成長するわけではありません。

Q 14「根腐れしたら、もう復活しない?」

「土がなかなか乾かない」「植物の根元が黒くなっている」「葉の色が悪い(変色している)」「土にカビが生えた」などがあれば、根腐れ

根腐れとは、土の水はけが悪いことによって、植物の根が腐ってしまう状態をいいます。肥料の与えすぎでも根腐れが起こることがあります。根腐れをほうっておくと、葉がしおれたり枯れたりします。

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する可能性があります。このような状態になったら、植物をやさしく土から抜き、土を落とし、根の腐っている部分や変色している部分をハサミで切ってから新しい土に植えかえます。

植えかえたあとは、水を少量与え、明るく、風通しのよい日陰に新しい芽が出るまで置いておきましょう。新しい芽が出たら、根が復活した証拠。その植物に適した環境のところに移動させてください。なかなか芽が出ないときは、残念ながらあきらめて。

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赤玉土とは、関東地方の火山灰土壌から採取される粒状の土で、園芸用の培養土として広く使用されます。通気性と保水性、排水性のバランスがよく、単独で使用することも他の土と混ぜて使用することもできます。粒の大きさにより小粒・中粒・大粒に分類され、植物の種類や用途に応じて選ぶことができます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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葉水とは、霧吹きなどで植物の葉に直接水をかけることをいいます。乾燥を防ぎ、ハダニなどの害虫対策にもなります。特に室内で育てている観葉植物は空気が乾燥しやすいため、葉水で適度な湿度を保つことが大切です。シリンジとも呼ばれます。

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