記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】花のカーペットで雑草を防ぐ!「グラウンドカバー」8選で庭のおしゃれ感アップ!

公開日

更新日

光武俊子

日陰の庭をばっちりカバー!【ユキノシタ】

本州や四国、九州に自生して、薬用植物としても重宝されてきた植物です。直径3~8㎝の丸い葉が広がり、株元から赤いランナーを伸ばして子株をふやします。5~6月に涼しげな白花を開花。日陰の湿った環境を好むので、シェードガーデンの雑草を防ぐのに使えます。

どんな環境でも使いやすい【シンバラリア】

店頭ではコロセウムアイビーやツタバウンランと呼ばれます。草丈低く、株張り30~40㎝。半つる性でかわいらしい小葉を群生させ、春~秋に咲かせる淡い紫色の花もかわいらしい。タネを飛ばして思わぬところまで広がりますが、簡単に抜けるので調整できます。

魅力的なカラーリーフで人気【アジュガ】

日本に自生するジュウニヒトエの仲間ですが、ヨーロッパなどから入った園芸品種が人気です。つやのある葉はブロンズ色を帯びたり、赤や白のグラデーションなどと多彩。4~6月には青紫色やピンクの花を咲かせます。強光で傷みやすく、日陰でよくふえます。

この春にグラウンドカバーを始めるなら

グラウンドカバーに適する植物は丈夫で、育てやすいものばかり。春には多くの種類が園芸店に並び、開花期を迎えるものも多いので、選びやすいはずです。

カバーしたい場所には複数のポット苗を植えるのがおすすめ。植物によって伸びる速さや密度が違うので、最初は様子を見ながら間引いたり足し植えてみましょう。根づくと爆発的に広がることもあります。

グラウンドカバーに適する植物はほふくする茎やランナーを伸ばしながら、節から根を出します。植えつける穴を掘るだけでなく、広げたい場所全体を耕しておきましょう。

狭い石垣の間などにも根づく強さがあるので、とくに肥料を与える必要はありません。水やりも植えつけ直後に与えたら、よほど乾燥が続かなければ与えなくて大丈夫です。

広がりすぎたら切り戻し、穴があいてしまったらほふく茎の先端を穴に誘導してUピンなどで固定。穴が埋まったらピンを取り除きます。夏の高温多湿や冬の寒さで一部が傷んでも、また復活しやすいので安心して育てられます。

春に植えて夏の雑草を生えにくくして、ワンランクアップした庭をめざしましょう!

★合わせて読みたい★
春を先取りする「プリムラの花」で玄関先をカラフルに彩る!初心者OKの【ガーデニング】 
【バラの花】をたくさん咲かせる【ガーデニング】の基本。初心者でも実は丈夫で育てやすい!
きれいな花を咲かせるために、冬の土づくりから始めよう【ガーデニング】カチカチの土をふかふかに!
今から植えっぱなしで長く楽しめる【冬植え球根】の花7選【ガーデニング】
寒さが味方の【キッチン菜園】節約しながらおしゃれが叶う!【ガーデニング】
【ガーデニング】かわいい多肉植物たちを冬の間に枯らさないコツは?
鉢植えで楽しむ【冬に華やかに咲く花】おすすめ7選【ガーデニング】
冬の花壇を彩る【パンジー&ビオラ】寒い時期のお世話の仕方は?【ガーデニング】
【ガーデニング】真っ赤なカラーが目を引く冬の定番鉢花!【シクラメンとポインセチア】を大事に育ててずっと楽しむ

シェードガーデンとは、日陰や半日陰の場所に適した植物を中心に植栽し、明るさの少ないスペースでも美しい景観を楽しめるよう工夫されたガーデニングスタイルのことです。落葉樹の足元や建物の北側など直射日光が届きにくい場所で植栽されることが多く、シダ類やホスタ、アジュガなど葉の色や形に特徴のある植物を組み合わせて、涼やかで落ち着いた雰囲気を演出するのが特徴です。

詳細を見る

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

詳細を見る

植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

詳細を見る

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

詳細を見る

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

ランナーとは、植物の根元から地面を這うように伸びる細長い茎のことです。ほふく茎(けい)とも呼ばれます。イチゴは株元から伸びたランナーの先に新しい株(子株)ができます。

詳細を見る

株分けとは、植物の株を分割してふやす繁殖方法の一つで、多年草によく用いられます。根元から芽がふえた部分を切り分け、別々に植えつけて育てます。古くなった株を切り分け、株を若返らす目的でも行われます。

詳細を見る

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

詳細を見る

鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

詳細を見る

花穂とは、棒状に長く伸びた軸に花が密集して咲く花序の一種で、ラベンダーやミントなどのシソ科植物に多く見られます。花穂は多数の小さな花がまとまって咲くことで、視覚的にも香りの面でも存在感があり、昆虫を引き寄せる効果が高い形状です。ドライフラワーやポプリにも利用されることが多く、観賞と実用を兼ねた人気の高い花序形態です。

詳細を見る

肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

詳細を見る

球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

詳細を見る

株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

休眠とは、植物が生長を一時的に停止して、寒さや乾燥などの不利な環境から身を守る生理状態のことを指します。球根や落葉樹などでは、冬の寒さに備えて活動を停止し、気温が上がると再び芽吹きます。休眠中の植物は水や肥料をそれほど必要としないため、過湿や過剰施肥を避けて管理することが大切です。休眠の有無や期間を知ることは、植え替えや剪定の適期を見極めるうえでも重要です。

詳細を見る
画面トップへ移動