自分で自分の機嫌をアップさせる6つのヒント。小林弘幸先生に教わる【自律神経】
穏やかに過ごすためのヒントを、小林弘幸先生がアドバイスします。物事をポジティブに捉え、自分で自分の機嫌をとることができれば、自律神経も整います。自分の機嫌をアップさせる秘訣は、自分のペースで動くことや新しいことを始めること。3行日記を書くことなど、ピンときたものから、トライしてみませんか。
自分のペースを決めてストレス軽減
ゆらぎ世代の女性は、子どもが成人したり、夫が定年退職したり、あるいは親の介護が始まったりと、何かと変化の多い年代。その中で自律神経を安定させて過ごすには、できるだけ自分のペースを守ること。周りに何があろうが、自分のペースで行うことが、一番ストレスのたまらない方法です。
ペースをつくるには、まず起床時間と就寝時間を決めてみましょう。
片づけで気持ちよさを即実感
片づけや掃除で「気持ちよさ」を味わうと、自律神経が整います。身の回りがきれいになると、スッキリして気持ちがガラッと変わるからです。引き出しを片づけたり、テーブルを拭いたり、1日1カ所だけでもOK。
家族が散らかしてイライラするときは「ここだけはきれいにしておこう」と、自分の領域を決めておくとよいでしょう。
人に期待しない、人のせいにしない
なかなか自分の思いどおりに物事が進まないと、つい人のせいにして、イライラが増幅します。でもイライラは、自律神経的にも絶対にNGです。
そもそも人のせいにするのは、相手に期待しているから。相手に期待する代わりに「私、よくがんばった」と自分を褒めてあげると、上機嫌にもっていくことができます。
自分のために動く!
今は誰もがコロナ禍で、自律神経が乱れがちで、悪い流れに乗っている状況。とはいえ過去の生活は完全に取り戻すことはできません。こんなときこそ、自分をリセットして流れをよい方向にもっていくことが大切です。
まず自分のために動く。そして自分なりの新しい生活や生き方を新たにつくっていきましょう。
新しいことを始める
40代から自律神経のパワーが下がり始め、更年期も終わる50代後半になると、自律神経はもう底をついています。
だからこそ、50代後半からは趣味や運動など、新しいことを始めて活力を上げるようにしましょう。そこで出会った人と話をすることも大切です。気になることがあれば、どんどんトライしてみましょう。