【ガーデニング】8種の定番ハーブを使いこなす! 簡単&おいしいレシピ
バジル、イタリアンパセリ、ルッコラなど、風味のよいハーブを料理にほんの少し加えるだけで、いつもの料理がぐんと味わい深くなります。「ハーブは暮らしに役立ててこそ、楽しい!」と話す園芸研究家の桐原春子さんに、料理で定番の8種のハーブを活用したレシピを教えていただきました。
目次
サラダ、ドレッシング、スープなど、さまざまな料理に活用できる!
やわらかい生葉を適宜ちぎってサラダに使ったり、ドレッシング、スープなどに利用したり。ほんの少し加えるだけで、料理を深い味わいにかえてくれる【ハーブ】。
そんなハーブを手軽に楽しむには「一つの鉢に数種類の苗を植える寄せ植えがおすすめ」と話すのは、長年にわたってハーブを育て、その利用法を研究してきた桐原春子さん。
第1回では、料理に役立つ8種のハーブの寄せ植えを提案していただきました。
【ガーデニング】5〜6月が植えどき! 初心者でも育てやすく料理に活躍するハーブの寄せ植え
今回は8種のハーブ(イタリアンパセリ、コリアンダー、スイートバジル、タイム、チャービル、ディル、ルッコラ、ローズマリー)を使った料理レシピをご紹介します。
育てたハーブを使った料理は格別のおいしさですが、市販されているパック詰めの料理用ハーブを使ってももちろんOKです。
バジル風味の帆立のタルティーヌ
材料(2個分)
トマト(小)…5㎜厚さの輪切り1枚
バゲット…5〜6㎜厚さ1切れ
カマンベールチーズ…1切れ
黒ごまはちみつのペースト(市販品)…小さじ1
バジルの葉…4枚
帆立貝柱(刺し身用)…2個
飾り用バジル、チャービル、レモン…各適量
オリーブ油…少々
作り方
❶トマトは皮が気になる場合は皮をむき、半分に切る。バゲットは半分に、チーズは¹⁄₂の厚さに切る。
❷バゲットに黒ごまペーストの半量を塗り、バジル1枚、トマト、バジル1枚、チーズ、帆立の順に重ねる。上に飾り用のバジル、チャービル、レモンをのせる。
❸②と同様にもう1つ作る。皿に盛り、飾り用のハーブを散らし、オリーブ油をたらす。
※好みでバゲットを焼いても。また、ハーブソルトや、粗びき黒こしょうを振っても美味。
フレッシュハーブとサーモンのサラダ
材料(2人分)※ハーブソルトは作りやすい分量
【ハーブソルト】
イタリアンパセリ、バジル(いずれもドライ)のみじん切り…各大さじ1
タイム(ドライ)のみじん切り…大さじ1弱
粗塩…500g
スモークサーモン、トマト、アボカド、レモン、イタリアンパセリ、
チャービル、ルッコラ、ディル、オリーブ油…各適量
作り方
❶ハーブソルトを作る。ドライハーブと粗塩をファスナーつき保存袋に入れ、袋の上から手でよくもみ込む。
❷サラダを作る。サーモンはくるくると丸め、トマトはくし形に、アボカドは皮をむいて食べやすい大きさに、レモンはしぼりやすい形に切る。
❸器に食べやすくちぎったハーブ類と②を盛りつける。レモンをしぼりかけ、オリーブ油をたらし、適量のハーブソルトを振る。
コリアンダーソース
材料(作りやすい分量)
玉ねぎ…¹⁄₄個
アンチョビー…1缶(10切れ程度)
トマト(中)…¹⁄₄個
コリアンダー…20㎝程度の枝6~7本
オリーブ油…小さじ1
飾り用コリアンダー…適量
作り方
❶玉ねぎはみじん切りに、アンチョビー、トマト、コリアンダーは粗みじん切りにする。
❷ボウルに①の玉ねぎ、アンチョビー、トマトとオリーブ油を入れ、混ぜる。
❸②に①のコリアンダーを加えて混ぜ、飾り用コリアンダーを添える。