驚異の70歳!【デューク更家】が教える短時間・短距離でも心身ともに健康になる歩き方
体のために取り入れたいウォーキングですが、前向きに取り組めていますか? 継続できていますか? 痛みはありませんか? トルソーウォークで一世を風靡したデューク更家さんに心身ともに健康になるウォーキングを教えていただきました。
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デューク更家さん
でゅーく・さらいえ●1954年、和歌山県生まれ。
ウォーキングドクター。
間違った歩き方で足を痛めた母親のことがきっかけとなり一般向けのウォーキングレッスンを始める。
気功や運動生理学、武道、ヨガ、バレエ、ピラティス、呼吸法などの要素を取り入れた独自のエクササイズを確立。
日本各地でイベントを開催し、ヨーロッパを中心に顧客をもつ。
正しく歩けば、短い時間・距離で心身ともに健康に
「健康のためにと考えて、基礎知識がなく1万歩を歩いても、疲れやしんどさを感じてしまうのであれば、体のためにはたいしてよくないんです」と話すのは、ウォーキングドクターのデューク更家さん。さらに、健康のために歩いて、膝や腰、足に痛みを感じてしまうこともあるという。
「頑張って歩きすぎて肩がこる、股関節が痛くなるなどの覚えはありませんか? それでは本末転倒ですよね」
正しい歩き方ができていれば、少ない歩数、短い距離、短い時間で健康効果が得られるという。
「正しく歩くと、歩いた後は爽快! 気持ちいい!と感じられます。体を使うので、よく眠れる、少し前向きになる、よく食べられる。空気もおいしく感じる。つまり、ウォーキングはおいしいスポーツなんです」
ウォーキングは、筋肉を刺激する、酸素を体に取り込む、血流がよくなる、体温が上がるなど体への健康効果だけでなく心にも効果的だという。
「内臓は心と密接につながっています。歩いて内臓が元気になると、どんどんポジティブになっていきますよ。もうひとつおすすめしたいのが、お好きな歌を思い浮かべながら歩くこと。ぜひ、鼻歌を歌いながらウォーキングを楽しんでくださいね」