私らしく生きる 50代からの大人世代へ

人気記事ランキング 連載・特集

【ガーデニング】アサガオの豊富なバリエーション。夕方まで花が咲く進化系も!

公開日

更新日

光武俊子

半八重咲きや斑入り葉など、個性派アサガオも楽しい!

江戸時代には二度もアサガオの大ブームがありました。突然変異のもたらした奇妙な形のアサガオが、珍しいもの好きの江戸っ子を夢中にさせたのです。細い糸状の花弁などの「変化アサガオ」はタネができにくいものでしたが、今も愛好家によって伝わっています。

変化アサガオとまではいきませんが、現代のアサガオも多彩な園芸品種があります。花弁が白く縁取られ、花弁中央に向かって放射状に白いラインが入る「曜白(ようじろ)アサガオ」。花弁がとがった剣弁で半八重の「桔梗咲き」。

曜白アサガオ

桔梗咲きアサガオ(画像提供:サカタのタネ)

白い花弁に紫やピンクの筆で描いたようなラインが放射状に入る‘ミルキー・ウェイ’。小ぶりの花に白の斑入り葉で、つるが巻きつかずに枝垂れる‘つばめ朝顔’など、個性派のアサガオも育ててみたいものです。

‘ミルキー・ウェイ’(左)

つばめ朝顔(画像提供:サカタのタネ)

来年はタネからの栽培にも挑戦しよう!

アサガオは苗よりもタネのほうが種類豊富に出回り、欲しい品種が入手しやすいものです。鉢に直まきで簡単に育てられるので、来年はタネからの栽培にも挑戦してみませんか。

直径15~18cmくらいの鉢に3~4粒のタネをまき、本葉が4~6枚ほどになったらつるを摘芯して、脇芽を出させてつるをふやします。つるはできるだけ低い位置から誘引して、摘芯を繰り返すことで花がたくさん咲きます。

タネから育てても短い期間で花が楽しめるので、ぜひ挑戦してください!

アサガオのタネ

★あわせて読みたい★

【ガーデニング】暑さに強い花で楽々!夏もきれいな庭やベランダに 【ガーデニング】暑さに強く育てやすいヒマワリを咲かせよう!切り花でも楽しめる! 【ガーデニング】夏こそ日陰が大好きな花8選。華やか&涼やかに咲かせる

PICK UP 編集部ピックアップ