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【ガーデニング】アサガオの豊富なバリエーション。夕方まで花が咲く進化系も!

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光武俊子

半八重咲きや斑入り葉など、個性派アサガオも楽しい!

江戸時代には二度もアサガオの大ブームがありました。突然変異のもたらした奇妙な形のアサガオが、珍しいもの好きの江戸っ子を夢中にさせたのです。細い糸状の花弁などの「変化アサガオ」はタネができにくいものでしたが、今も愛好家によって伝わっています。

変化アサガオとまではいきませんが、現代のアサガオも多彩な園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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があります。花弁が白く縁取られ、花弁中央に向かって放射状に白いラインが入る「曜白(ようじろ)アサガオ」。花弁がとがった剣弁で半八重の「桔梗咲き」。

【ガーデニング】アサガオの豊富なバリエーション。夕方まで花が咲く進化系も!(画像6)

曜白アサガオ

【ガーデニング】アサガオの豊富なバリエーション。夕方まで花が咲く進化系も!(画像7)

桔梗咲きアサガオ(画像提供:サカタのタネ)

白い花弁に紫やピンクの筆で描いたようなラインが放射状に入る‘ミルキー・ウェイ’。小ぶりの花に白の斑入り

斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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葉で、つるが巻きつかずに枝垂れる‘つばめ朝顔’など、個性派のアサガオも育ててみたいものです。

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‘ミルキー・ウェイ’(左)

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つばめ朝顔(画像提供:サカタのタネ)

来年はタネからの栽培にも挑戦しよう!

アサガオは苗よりもタネのほうが種類豊富に出回り、欲しい品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が入手しやすいものです。鉢に直まき

直まきとは、タネをポットなどで育苗せず、直接花壇や畑にまく方法です。​移植を嫌う植物に適しており、間引きを行いながら育てます。 ​

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で簡単に育てられるので、来年はタネからの栽培にも挑戦してみませんか。

直径15~18cmくらいの鉢に3~4粒のタネをまき、本葉が4~6枚ほどになったらつるを摘芯

摘芯とは、植物の生長点(茎の先端)を摘み取る作業のことです。枝分かれの発生を促したり、植物の生長を抑えたりする目的で行われます。ピンチとも呼ばれます。

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して、脇芽

脇芽とは、植物の茎と葉の間(葉のつけ根)から出てくる新しい芽のことで、腋芽(えきが)ともいいます。これを摘み取ることで主枝の生長を促すことができます。

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を出させてつるをふやします。つるはできるだけ低い位置から誘引

誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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して、摘芯

摘芯とは、植物の生長点(茎の先端)を摘み取る作業のことです。枝分かれの発生を促したり、植物の生長を抑えたりする目的で行われます。ピンチとも呼ばれます。

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を繰り返すことで花がたくさん咲きます。

タネから育てても短い期間で花が楽しめるので、ぜひ挑戦してください!

【ガーデニング】アサガオの豊富なバリエーション。夕方まで花が咲く進化系も!(画像10)

アサガオのタネ

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