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【ガーデニング】吉谷桂子さんの【白いマムの寄せ植え】が素敵。植えつけプロセスも紹介

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園芸ガイド編集部

【白いマムの寄せ植え】レースみたいに繊細な白花に、銀葉を組み合わせて

白菊といえば仏さまに供える花のイメージがありますが、秋の澄んだ空気の中では意外なほどに魅力的です。

ユーフォルビアやシルバーレースなど、レースのように清純で繊細な印象の草花と合わせると、早く日暮れを迎える秋の庭でいつまでも明るく浮かび上がります。

苗の配置図

A:ポットマム ‘フロストファイン’
B:ヨメナ
C:ユーフォルビア ‘白雪姫’
D:斑入りヤブラン ‘シルバードラゴン’
E:赤キャベツ
F:シルバーレース

コンテナの大きさ/直径35㎝、高さ24㎝

マムの寄せ植えの作り方

近年は敬老の日にキク苗が店頭で目立ちますが、もう少し遅い時季のほうが開花温度にも適して、脇役となる植物の種類も充実します。

春まで長く楽しむ寄せ植えではないので、株間は詰めぎみに植えても大丈夫です。


用意するもの:苗(ポットマム、ヨメナ、ユーフォルビア、斑入りヤブラン、赤キャベツ、シルバーレース)、鉢、培養土など。


鉢底石は使わず、水はけのよい培養土を鉢に入れる。全体のデザインを確認したら、ヤブランの根鉢をくずして鉢の縁に植える。


赤キャベツはコンテナの縁から顔をのぞかせるように、縁に押しつけて斜めに植える。脇役を植え終えたら、中央に主役を植える。


開花株のキク苗は根鉢をあまりいじりたくないので、ポットの外から根鉢をもんで根を切らずに少しほぐしてから植えつける。


すべての苗の株元が同じ高さになるように、株と株の間や株と鉢の間に培養土を入れていく。


根の周りに隙間なく用土が入るように、指で確かめながらしっかり用土を入れる。鉢縁から2~3cmの水やりスベースを確保する。

撮影/川部米応

※この記事は『園芸ガイド』2013年秋・特大号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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監修者

英国園芸研究家

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

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