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【家族疲れ】外面だけはよく、実は優しさがない夫に疲れました|心療内科医・海原純子さんがアドバイス

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ゆうゆう編集部

【相談②】夫婦の会話がなく、夫はため息ばかり。家の中の空気がどんより暗くなります

夫がリタイアして一緒にいる時間が増えましたが、同じ部屋で過ごしていてもほとんど会話がありません。しかも夫は大きなため息をつくことが多く、お風呂でついたため息がリビングまで聞こえるくらい。そんな夫がそばにいるとこちらまで暗い気持ちになります。

夫はもともと無口なほうですが、それでも若い頃はもう少し会話があり、笑い合うこともあったのですが……。(匿名希望・60歳)

【海原さんのアドバイス】2人で外に出かけて会話のきっかけを探したり、夫の趣味を広げる手助けを

夫の口数の少なさや大きなため息は、軽いうつ症状のサインかもしれません。病院で相談するのも手ですが、その前に一緒に気分転換を図ってみてください。散歩でもスーパーの買い物でもいいので、日常的に外に出る機会を増やしてみて。

夫婦2人きりで家の中にばかりいては、会話の種も見つかりません。外に出て体を動かせば気分も変わりますし、途中で見かけたものから話題が広がることもあるでしょう。

もっといいのは、スポーツクラブやサークルなど、夫の趣味や娯楽を増やすこと。夫婦で一緒にチャレンジしてもいいし、本人だけ参加してもOKです。すぐには変わらなくても、身近な人が提案や働きかけをすることが大切です。

※この記事は「ゆうゆう」2023年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

取材・文/後藤由里子

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