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【ひとり暮らしのお宅拝見】小さな生活道具店ecru店主・桐野恵美さん「望んでいた自由を得た分、ひとりで生きていく覚悟は必要だと思っています」

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ゆうゆう編集部

桐野恵美さんの心地よくひとりで暮らす3カ条

①両親から引き継いだ 家具・家電を大切に使う

キッチンタイマーや電気ストーブ、扇風機、机など実家で長く使っていたものを今も変わらず愛用している。「モノを長く使い続けるコツは、丁寧に扱うこと。気持ちが落ち着かないと扱いが雑になってしまうので、嫌なことがあってもすぐに気持ちをチェンジ。常にフラットな状態を保つようにしています」

レトロな風情が、家の雰囲気にマッチ。昔の家具や家電はつくりがしっかりしているため、長く使えるものが多い。

②衣類は自分に似合ったものだけをセレクト

押し入れを改造したクローゼットにあるのは、今の自分に似合うものと仕事着、冠婚葬祭用のスーツ、運動用のウエアだけ。「『いつか着るかも』の『いつか』は、意外とやってこないんですよね。それに好みも体形も変わるから、潔く手放します」

洋服も少数精鋭。ひと目で全アイテムが見渡せるうえ、衣替えも不要だ。

③一日の最後に明日すべきことや心に残った言葉を書き残す

寝る前のひととき、ノートに向かうのが毎日の日課。「SNSで見た心に残る言葉や、明日やるべきことを書いています。書くことで考えがまとまり、なりたい自分がはっきりする。そんな効果がある気がします。それに翌朝、起きたときに今日すべきことがはっきりしているので、スムーズに一日を始められるんですよ」

※この記事は「ゆうゆう」2024年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影/松木 潤(主婦の友社) 取材・文/恩田貴子

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