腸内細菌を育てる食事とは?腸を若々しく保つ秘訣は【長寿菌】を増やすこと!
4 セロトニンをつくる「トリプトファン」をとる
眠りに導くホルモン・メラトニンを分泌するには、セロトニンが必須。セロトニンの材料となる、アミノ酸の一種、トリプトファンをしっかりとりましょう。
トリプトファンは、体内ではつくることができないので、乳製品、牛・豚・鶏のレバー、大豆加工品、卵、ナッツ類、バナナ、かつお、ごま、アボカドなどの食材を、食事や間食にうまく取り入れて摂取を。
5 トータルバランスが最強なのは「和食」
玄米ごはん、みそ汁、納豆、漬け物などが並ぶ和食は、腸によい食事の代表格。とくに納豆は良質な発酵食品であるうえ、腸内でビフィズス菌を増やすオリゴ糖も含まれています。
納豆以外にも、めかぶやもずく、わかめなどネバネバ食材は、腸粘膜の強化に役立ちます。みそ汁に入れたり、あえ物にしたり、積極的にプラスしましょう。
次回は、腸が動く「運動」について、みていきます。
※この記事は「健康」2024年春号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
辨野腸内フローラ研究所 理事長
辨野義己
べんの・よしみ●一般財団法人「辨野腸内フローラ研究所」理事長、国立研究開発法人理化学研究所名誉研究員、十文字学園女子大学客員教授、日本微生物資源学会名誉会員。半世紀にわたって腸内細菌の分類と生態に関する研究を続けている。『最高の睡眠は腸活で手に入る』(扶桑社)など著書多数。
べんの・よしみ●一般財団法人「辨野腸内フローラ研究所」理事長、国立研究開発法人理化学研究所名誉研究員、十文字学園女子大学客員教授、日本微生物資源学会名誉会員。半世紀にわたって腸内細菌の分類と生態に関する研究を続けている。『最高の睡眠は腸活で手に入る』(扶桑社)など著書多数。
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