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【ガーデニング】バラを虫から守るには?知っておきたい!バラの害虫と対策

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吉原美奈子

甚大な被害をもたらすテッポウムシ

ゴマダラカミキリの成虫は黒に白い斑点があり、長い触角を持ちます。6~7月に飛来して根元に産卵し、枝を食害して上部を枯らしたりします。

怖いのはゴマダラカミキリの幼虫でテッポウムシとも呼ばれます。茎の中に入り込み、食害するので、成木であっても株は枯れることもあります。ちゃんと世話をしているのに、なぜか元気がないという場合、テッポウムシの被害を考えましょう。

株元を観察しておがくずのようなふんがいくつか盛り上がっていることがあれば、それはテッポウムシがいる証拠です。穴に棒を差し込み、殺虫剤を直接流し込んで駆除します。

また、バラの鉢栽培では前述したコガネムシの幼虫の被害にあいやすいものです。株がぐらぐらしたり弱っていると感じたら、この幼虫が根を食べているのかもしれません。なるべく冬に土替えを行い、その際にごろごろと幼虫が出てきたらすべて取り除き、新しい清潔な土で植え替えます。

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