「買わずに済む方法を考える!」50代・生活費は月12万円のブロガー流【お金との付き合い方9つのルール】とは?
年金暮らしはまだ先の話……という50代でも、今後の暮らしを考えるうえで、お金を整えることは必須項目! どんな心づもりをしておく? 具体的に何をすればいい? 『自分サイズのすっきり大人暮らし』(主婦の友社)から、人気ブロガー きんのさんの暮らしをご紹介します。3回に分けてお届けする、第2回は、お金と賢くつき合う9つの方法について。
▼第1回はこちら▼老後に備える、団地暮らし 月12万円生活の50代ブロガー。「ただ貯めるのではなく好きなことにはお金を使います」
プロフィール
きんのさん
80代の母の介護をきっかけに都内の分譲マンションから築50年超えの団地に転居。ブログ「団地日記」では、団地暮らしの魅力や月12万円生活を発信し、幅広く支持されている。
https://small-gold.muragon.com
きんのさん流 お金と賢くつき合う9つの方法
【1】お金をかける、かけないの線引きをしっかり持つ
自由に使えるお金には限りがある。だからこそ、自分にとって価値があるものにだけお金をかけたいと思っています。
照明一体型プロジェクター「Aladdin」のX2 Plus は、映画好きの私にとっては必要なアイテム。ただしリースです。
スマートスピーカーやロボット掃除機も、生活を便利にしてくれるから購入しました。逆に衣類や、こまごました掃除アイテムなどの消耗品にはなるべくお金をかけない主義です。
【2】口座とクレジットカードはできるだけ少なく
つくるのは簡単ですが、解約の手続きは本当に面倒です。自分にとってはお金と同じくらい、時間も大切。
残高が数百円しかない口座もあったので、少しずつ整理して4つに絞りました。クレジットカードも3枚を1枚にまとめ、ポイントを集約。
【3】お金は目的別に貯める
「母の介護」「旅行」「投資」「貯蓄& 老後資金」「友人との交際費」に分けています。その目的のためならいつ使ってもOKというルール。
使うために貯めたお金なので、「貯蓄が減った」とは思わず気持ちよく使えます。
【4】ノートで思考整理
モヤモヤや心配事は、書くことで思考が整理されてすっきりします。
老後の暮らしの指針となるような言葉や感じたことを書くのが、「老い支度ノート」。そこから食事のことを抜粋してまとめたり。掃除の工夫など家事あれこれや日記は別のノートに書いたりと、用途ごとにノートを使い分けています。