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【片づけのお悩み】「思い出の品が増える一方…」死蔵品にしないためのプロのコツとは?

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ゆうゆう編集部

ぎゅうぎゅう詰めの棚、増える一方の思い出の品……片づけに関するお悩みを、近藤典子さんがさくっと解決。ちょっとした工夫とひと手間で、すっきりが叶います。

▼こちらもおすすめ▼ >>【近藤典子さん】に聞く「捨てずにすっきり」を叶える方法とは?

お話を伺ったのは
【右】近藤典子さん 住まい方アドバイザー

こんどう・のりこ●1957年生まれ。
35年以上、暮らしに関する悩みを解決した経験から生まれた提案が好評。片づけ・収納術を伝える他、企業との商品開発、住宅の収納・間取りプロデュースなども行い、コラボ実績多数。
暮らしのプロを養成する「住まい方アドバイザー養成講座」や、一般の人向けの片づけ・リフォーム相談なども行っている。

【左】檜垣文子さん ゆうゆうモデル

ひがき・ふみこ●66歳・神奈川県在住。2014年より、ゆうゆうモデルとして活動。
子どもが独立し、現在は夫と2人暮らし。今年6月に築30年のマンションをリフォーム。
近藤典子さん主宰の「住まい方アドバイザー養成講座」で学び、認定資格を取得。

Q1 家具を買い替えるのは負担です

A 買い替える前に高さのリフォームを検討してみて

檜垣さんが実践! 今の体に合わせて脚を数センチカット。

高齢になると背が縮んだり、生活様式が変わったりするため、低いテーブルに買い替えたいという声が。とはいえ大型家具の買い替えは手間の面でも経済面でも負担が大きい。

「ゆうゆう世代は婚礼家具など品質のいいものをお持ちの方が多い。テーブルと椅子の脚をカットして修繕すれば今後も使える可能性があります。家具店に相談してみましょう」(近藤さん。以下同)

Q2 思い出の品が増える一方です

A 思い出は家族と共有できる位置に

アルバムは目に入る場所に。

アルバムなどの思い出の品は、しまい込むと取り出すことなく死蔵品になりがち。「子どもや孫が遊びに来たとき、気軽に手にとって思い出を語れるように、棚に並べるなど人の目に入る所に保管するのがおすすめ」

写真や旅の土産など思い出の品は毎年増える。「年に一回、棚卸しをして、残すものと処分するものを検討しましょう」

Q3 棚いっぱいに詰め込んでしまう

A 手持ちの紙袋で収納の予行演習を

紙袋は内側に折るのが安定させるコツ。

棚などのスペースに、ついモノを詰め込んでしまう。すっきり収納するには?

「紙袋を大量にストックしているお宅は多いもの。収納ケース代わりに紙袋を活用しましょう。大小の紙袋を入れ子式に重ねると袋の中を仕切ることもできます。まずは紙袋でモノを仕分ける予行練習をし、必要に応じて収納ケースを投入して整えましょう」

撮影/柴田和宜(主婦の友社) 取材・文/村瀬素子

※この記事は「ゆうゆう」2024年12月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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