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【ガーデニング】春まで咲き続ける「シクラメン」で、室内も戸外もかわいらしく!

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光武俊子

最新の園芸品種や愛らしい原種に注目を

シクラメンは毎年、新たな園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が登場しています。近年話題になっているのは、これまでなかった神秘的なパープルの花色や、ピンクや赤の花弁に白い縁取りが入るもの。花弁がほとんどそりかえらずに萼片とのコントラストを楽しむものや、花弁にギザギザの切れ込みやフリル状になる品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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など、華やかです。

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花弁に縁取りが入る覆輪タイプ

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そりかえらないタイプ

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ギザギザの入るフリンジタイプ

一方、世界各地に分布するシクラメンの原種

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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も、最近は少しずつ出回っています。日本の気候でも育てやすいヘデリフォリウムやコウムなどは、大きな園芸店でゲットできます。園芸種に比べ小型ですが寒さに強く、愛らしく葉に特徴があったり、野趣ある雰囲気が魅力的です。

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シクラメン・コウム

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多くの園芸品種の親になったシクラメン・ペルシクム

園芸品種でも夏越しさせて翌年も咲かせる

シクラメンは北アフリカや中近東、地中海沿岸地域などに自生する球根植物。蒸し暑さに弱いものの上手に夏越し

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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できると、翌年も楽しめます。鉢植えは花後にひとまわり大きな鉢に植え替え、葉がほとんどなくなったら夏に水を切って風通しのよい日陰で休眠させ、秋に水やりを再開しましょう。ガーデンシクラメンは強光線が当たらない場所に植えつけ、そのまま育てます。

夏に葉がほとんどなくなることから、枯れたと思ってしまう方が多いようですが、これは球根が休眠している状態。秋にはまた球根の上部から芽が出てきます。球根が大きくなって葉がふえるほどに花数も多くなるので、寒さの前に葉をたくさん出させましょう。1年目よりさらにゴージャスなシクラメンを楽しみたいものです。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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