【ガーデニング】バラの休眠期のお手入れは?冬ならではの病害虫予防も
公開日
更新日
吉原美奈子
冬の日常の手入れと病害虫予防
休眠期の1月は、庭植えのバラには水やりをする必要はありません。ただし、大苗 大苗とは、ある程度の生長を遂げた苗木のことを指し、特にバラや果樹の苗でよく使われる用語です。根がしっかりと張り、幹や枝が太くなっているため、植えつけ後の活着率が高く、すぐに花や果実を楽しむことができるメリットがあります。
鉢植えバラは10日に1回程度、暖かい日に底穴から流れ出るまで水を与えます。
害虫の活動はほぼなくなるため、防除は必要ありませんが、この時期ならではの対策があります。鉢替えの時にコガネムシの幼虫が出てきたら全部取り除きます。 元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。
また鉢替えや元肥
近年、増えているのがカイガラムシ(バラシロカイガラムシ)の被害です。枝に粉状の白い虫がびっしりと付着し、バラを枯らしてしまいます。ブラシや割りばしでこすり落としてもなかなか退治しにくいものですが、冬にマシン油を成分としたカイガラムシの専用薬「ボルン」を散布すると効果があります。
※2023年1月20日に配信した記事を再編集しています。
▼あわせて読みたい▼