【中道あんさん】60歳で初めての海外ひとり旅を実現「行けるときに行かなくちゃ!」
10年前から頻繁にひとり旅を楽しんでいるという中道あんさん。2023年にはついにパリ10日間のひとり旅を実現。「ひとりだけどひとりぼっちではない」中道流の旅の極意を伺いました。
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中道あんさん 著述家
なかみち・あん●1963年生まれ。株式会社LSB代表取締役。
50歳で始めたブログが大ブレイクし、トップブロガーに。
55歳で起業し、「売れる私は『言葉の力』で集客する」をキーワードに、ブログやSNSの発信方法、個人起業の手法などのコンサルティング会社を始める。
行けるときに行かなくちゃ! パリへのひとり旅を実現
「60歳で、ついに念願のパリひとり旅を決行しました!」と、うれしそうに笑う中道あんさん。48歳で夫と別居して以来、仕事でもプライベートでも「おひとりさまライフ」を充実させているが、ひとり旅も大好きだという。2023年だけでも日光、出雲大社、鎌倉、名古屋、そしてあこがれのパリへ。
「子育てを終え、経済的に余裕ができたらパリに行こうって、ずっと思っていたんです。そうしたら世界はコロナ禍に。もう一生パリに行けないかもしれない……そう思ったらとても悔しかった。もう先延ばしはやめて、行けるときに行かなくちゃと出発しました」
海外のひとり旅で不安になるのは言葉の問題だが、中道さんは?
「フランス語はもちろん、英語もろくに話せません(笑)。でも、2日と3日目には日本人のガイドさんを依頼してパリを案内してもらい、古城巡りは日本の旅行社の現地ツアーを利用しました。日本人シェフのレストランでランチもいただいて……。翻訳アプリも使いましたが、やっぱり頼りになるのは生身の人間。国内でのひとり旅でつちかった『巻き込み力』が役に立ったと思います」
ひとり旅でこそ、周囲の人を巻き込むことが大事だという。
「お店の人に話しかけたり、観光協会の人に相談したり、必要だったらお金を払ってサービスを利用したり。ひとり旅だからといって、全部ひとりで頑張らなきゃ!って思わなくていいんですよ」