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【ガーデニング】十二単を思わせる花弁!「ラナンキュラス」を咲かせよう!

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光武俊子

高温多湿が苦手な球根の夏越し

花が終わるとラナンキュラスは地上部の茎葉を枯らして休眠します。ただ、高温多湿が苦手で夏越し

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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しにくいため、日本では球根を掘り上げて陰干し、秋まで日陰で保存するのが一般的です。ただ、保存する間にカビが生えたり干からびすぎたりすることも多く、翌年も咲かせるのはなかなか難しい。

花が終わったら水やりを控えめにして、茎葉が枯れたら水を切ったまま鉢土の中で球根を保存。秋になったら水やりを再開することで、夏越し

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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させる方法もあります。夏の間に雨水がかかったり、鉢土の温度が上昇しないように気をつけましょう。

多年草扱いの新品種が人気爆発

さて、こうした夏越し

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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の手間がなく、植えたまま翌年も花が咲くタイプのラナンキュラスが登場して人気を集めています。ラナンキュラス‘ラックスシリーズ’は、従来のラナンキュラスとは別の仲間から誕生した園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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。一重や半八重咲き

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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の花が分枝した茎にたくさん咲きます。

‘ラックス’は草丈50~60㎝で、ワックスをかけたように輝きのある花をスプレー状に開花。まだ草丈の低い花が多い春先の庭やベランダで、存在感を発揮します。高さが出るので大きめの鉢に植え、北風を避けて栽培。寒さには比較的強く、北海道南部でも落ち葉のマルチング

マルチングは、土の表面をワラやバーク(樹皮)チップ、プラスチックフィルムなどで覆うことです。乾燥防止、雑草抑制、土の流出防止、地温調節などの効果があります。

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をすることで冬越し

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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できるそうです。

また、球根ではない多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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タイプのレペンスという原種

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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もあります。従来のラナンキュラスより花は小型の一重咲きですが、手をかけなくても横に広がって群生。‘ゴールドコイン’という園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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八重咲き

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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の愛らしい花を4~6月に咲かせます。やや湿った半日陰でもOK! グラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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にもなります。

‘ラックス’は年末から店頭に並びますが、レペンスは園芸店ではあまり見当たらないのでネット通販を探すのがよさそう。さまざまなタイプのラナンキュラスをこの春は咲かせてみませんか。

▼※2024年3月6日に配信した記事を再編集しています。▼

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バーミキュライトは、加熱処理された蛭石(ひるいし)という鉱物で、非常に軽く、保水性、通気性、保肥性に優れており、タネまきの土などとしてよく使われます。

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緩効性肥料とは、肥料成分がゆっくりと土壌中に溶け出し、長期間にわたって植物に栄養を供給するタイプの肥料です。追肥、元肥のいずれにも使用され、施肥の手間を減らすことができます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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