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1日のうち、はちみつをなめる「ベストタイム」は、まさかの…!喉の痛みや胃の不調にも【はちみつ習慣#1】

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ゆうゆうtime編集部

はちみつが速効の疲労回復剤に

寝る前に歯を磨いたそのあとで、はちみつみたいな甘いもの、なめちゃって大丈夫なの? と思われるかもしれない。ところがどっこい大丈夫などころか、はちみつを口中に広げることが、虫歯や歯周病の予防になるという。これは昔ながらの使い方のようなのだが「甘いものはみな歯に悪い」と思い込んでいたから、初めて知ったときには、私もたまげた。

実際、「歯磨き後、寝る前のひとさじ」を始めてみると、朝起きたときの口の衛生状態が格段にアップしていることに、すぐ気づくと思う。

はちみつを寝る前に摂るといいもうひとつの理由は、はちみつに鎮静作用があり、ストレスを取り除く安眠剤でもあるからだ。はちみつの主成分がブドウ糖や果糖などの単糖類なので、これ以上消化する必要がないから胃に優しく、すぐに吸収されて頭にもからだにも速効の疲労回復剤となるのが大きいのだろう。

今日のひと口の蜜源となった花が咲き群れ、ハチたちが飛び回っていたのはどんなところだろうと想像する間に、一日の緊張はゆるりとほぐれ、ビタミンやミネラルがからだにしみこんでいく。

昼間の戦いを終え、傷んで疲れた細胞が癒やされ、慰められていく様子を思い浮かべつつ、ハチの羽音を聞き、あたりを満たす花の香りに包まれ、口中の甘い後味を楽しみながら、そしていつしか......。

ZZZ......と穏やかなときが訪れるのである。

※使用するスプーンはステンレス以外の金属製のものは避ける。

★前田京子さんおすすめ はちみつ習慣★
「ベストタイムは夜 ひとさじを寝る前に」

からだが傷んだ細胞を修復・再生させる時間は夜の10時から午前2時と言われる。ならば寝る前、はちみつをなめてからベッドに潜り込もう。その治癒力が頭やからだの隅々までしみわたり、速効の疲労回復剤になってくれる。はちみつ生活はまずこのひとさじからスタート。

※この記事は『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵 』前田京子著(マガジンハウス刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

※厚生労働省などの公的機関では、1歳未満の幼児にははちみつを与えないよう推奨されています。
※安全性が高いとされる素材も、すべての人に相性がよいということはありません。「自分との相性」を注意深く確かめながら、自己判断の上で、活用するようにしてください。

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