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「血糖値が気になる人」が選ぶべきはちみつは?イオン飲料レシピも【はちみつ習慣#4】

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ゆうゆうtime編集部

“天然の生はちみつ”を選ぶことが大事

多くの市販のイオン飲料には砂糖やコーンシロップなどが使われていて、からだにいいと思って常時飲むクセがついてしまうと糖分過多になり、子どもでも糖尿病を誘発することもあるので要注意であるとされる。

だが、はちみつに含まれる果糖や麦芽糖はすい臓に負担をかけない。はちみつの場合、血糖値を一定限度以上には高めない自動的な調節作用が働くとされているのだ。

その点、血糖値が気になる人は果糖の多い、結晶化しにくいタイプのはちみつ(代表的なものはアカシア)を選べば特に安心だし、水にも溶けやすいので作るのも楽だ。

ミネラル類、特に鉄分の補給などを優先したい場合には、色の黒い天然はちみつ(代表的なものは、そばや栗など)を選ぶといいだろう。

「果糖とブドウ糖の割合は『結晶の状態』で見極め、ミネラルの量は『色』で見極める」という基本を頭に入れておくのが、効用をとことん享受するために長年のうちに身についた、はちみつ使いのコツである。

それには、くれぐれも、固まらないようにするために水あめなどの糖分を添加したり、加熱したりしていない、天然の生はちみつを選ぶことが大事だ。

このレシピは、運動や発熱により、大量の発汗をした場合の上限の塩分量なので、その時の体調などに合わせて調整するといいだろう。

できあがり!

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※この記事は『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵 』前田京子著(マガジンハウス刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

※厚生労働省などの公的機関では、1歳未満の幼児にははちみつを与えないよう推奨されています。
※安全性が高いとされる素材も、すべての人に相性がよいということはありません。「自分との相性」を注意深く確かめながら、自己判断の上で、活用するようにしてください。

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