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【ガーデニング】初心者でも簡単!「寄せ植え」が映える草丈&草姿の組み合わせ

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光武俊子

この写真は初夏の寄せ植え。上に花穂を伸ばすアンゲロニアを後方に、その前面をこんもり茂るインパチエンス、最前面を横に広がるカリブラコアとシルバーリーフのグレコマという組み合わせです。アンゲロニアはこのあともっと伸びて、どの花もよく見えるでしょう。

花色は濃いピンクから淡いピンクに藤色などの同系色を中心に、反対色になる黄緑色のリーフ、ヒューケラをアクセントにしています。ちょっと種類が多すぎて管理が大変かもしれませんが、かわいらしいですね。

ブッシュやリーフを組み合わせてお手軽寄せ植え

寄せ植えは、日当たりや水やりなどの条件が合う植物を組み合わせる必要があります。日当たりよく乾き気味の環境が好きな植物のなかに、強光が苦手な植物が入ると同じ条件では傷みやすいもの。あらかじめ性質を調べて組み合わせるにしても、種類が多いと難しいですね。

また、先に紹介したようにアンゲロニアやインパチエンスなどの一年草中心の寄せ植えでは、開花期が終わるたびに全面的に植え替えなければなりません。いっそ始末がよいともいえますが、いかがでしょう?

おすすめしたいのは、大きくならないブッシュ(低木)や花のない時期もリーフが美しい多年草を、寄せ植えの核にすることです。西洋ではよくコニファー(針葉樹)やマサキなどの樹木を中心にした寄せ植えを見かけます。

大きめのコンテナの中心に低木を植えておけば、晩春にカリブラコアやインパチエンス、晩秋にパンジー&ビオラのように長く咲く一年草を数株植え替えるだけで、一年中花の絶えない1鉢ができます。グレコマやアイビーなどの常緑リーフを縁取りにするのもおすすめです。

寄せ植えといってもすべて花ばかりでなく、低木やリーフプランツが混ざるほうが見た目にナチュラルに仕上がり、花色の美しさも引き立つというものです。こうしたポイントを押さえて、寄せ植えをグッと手軽にセンスよく楽しみませんか。

※2024年3月27日に配信した記事を再編集しています。

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