大人気「卵焼き」メインの朝ごはん献立!人気料理家【飛田和緒さん】の春の食卓を拝見
料理家、飛田和緒さんが暮らす三浦半島では、春の訪れとともに菜の花が咲き、浜辺がにわかに賑わいを見せます。やわらかでみずみずしい春野菜に、脂質が少なくてさっぱりとした魚。日々、工夫を重ねて旬の食材を生かし、料理をする飛田さんに、3日分のレシピと春の手仕事を見せていただきました。今回は1日目の朝ごはんをご紹介します。
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ひだ・かずを●料理家。
東京で生まれ育ち、2005年、夫と娘と三浦半島に移り住む。
地元の魚や野菜のおいしさを生かしたレシピとともに、暮らしぶりも人気を集める。
近著に『飛田和緒の得意が見つかる定番ごはん』(ワン・パブリッシング)。
Instagram @hida_kazuo
地元の春ならではの味を毎年、心待ちにして
飛田和緒さんが三方を海で囲まれ、土壌が豊かで温暖な三浦半島に移り住んで20年。魚はもちろん野菜もおいしいので、越してから、とれたてを買って料理するのが大きな楽しみになったそう。
「このあたりはしらすが名産なので、3月にしらす漁が解禁になったら直売所に出かけます。ふわふわの釜揚げしらすは、炊きたてご飯にのせるだけでごちそう。野菜は直売所を2~3軒回って買うのですが、菜の花が出てきて、やわらかな春キャベツや小ぶりの春にんじんが並ぶと春が来たのを感じます」
直売所には旬のものしか置いていないので、同じ野菜が続いたら、調理法や食材の組み合わせで変化をつけて。同じ料理でも、調味料を変えるだけで新鮮な味わいになるといいます。
「掘りたてのたけのこや釜揚げしたてのひじきが食べられるのもこの時期だけ。短い旬を思いきり楽しみたいですね」
1日目の朝ごはん
卵は大好きなのとたんぱく質をとるため、目玉焼きやオムレツ、サラダなどにして1日1個、必ず食べます。みそ汁のスナップえんどうは、鮮やかな緑にするなら別ゆでして冷水につけ色止めを。具は、春ならキャベツと卵、新玉ねぎとしょうがもおすすめです。
【卵焼き】口にするとホッとする定番おかず
材料(2人分)
卵…3個
砂糖…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
サラダ油…大さじ1
作り方
❶割りほぐした卵に砂糖としょうゆを加え、砂糖がとけるまで混ぜ合わせる。
❷小さめのフライパン(約20㎝)または卵焼き器を火にかけて熱し、油を入れてなじませ、余分な油はボウルなどに入れてとっておく。
❸①の卵液を4分の1程度流し入れて広げ、底が焼けてきたら向こう側に寄せる。残りの卵液の3分の1を流し入れ、焼けた卵の下にも行き渡らせて、ほぼ火が通ったら焼けた卵を芯にして手前に巻く。②の油を少しずつ加えながら、これを2回繰り返す。
❹焼き上がったら、器やまな板に取り出して冷ます。食べる際に切り分ける。
【ひじきとツナのサラダ】シャキシャキの玉ねぎがアクセントに
材料(2人分)
乾燥ひじき…15g
ツナ缶(水煮またはオイル漬け)…50g
赤玉ねぎ…¼個(20g)
【A】
マヨネーズ…大さじ2
酢…小さじ½
塩、こしょう…各少々
作り方
❶ひじきは水でもどし、ざるに上げて水けをきる。長いものはキッチンばさみで切っておく。
❷玉ねぎは繊維に沿って薄切りにする。
❸ボウルに①、②、ツナ缶(缶汁ごと)を入れ、【A】を順に加えて和え、15分ほどおいて味をなじませる。
【スナップえんどうのみそ汁】鮮やかな緑色で春らしさを感じる
材料(2人分)
スナップえんどう…8本
だし…360㎖
みそ…大さじ1~2
作り方
❶スナップえんどうは筋を取る。大きいものは半分に切る。
❷小鍋にだしを入れて火にかけ、①を加えてやわらかくなるまで煮る。みそをとき入れ、火を止める。
撮影/土屋哲朗 構成・文/増田綾子
※この記事は「ゆうゆう」2025年5月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
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