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廃棄食材がぐ〜んと減る冷蔵庫の使いこなし方とは?今すぐ実行したい【フードロス対策】

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ゆうゆう編集部

気温が上がる夏は、食材が傷みやすい季節。買ったものをムダなく食べるには、買い物や保存法の工夫が必要です。今回は「冷蔵庫」のアイデアをご紹介します。

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教えてくれたのは
行長万里さん 食品ロス削減料理研究家

ゆきなが・まり●テレビ番組のフードコーディネーターとして活躍する一方、食品ロス削減料理研究家としても活発に活動。残りがちな食材の「使い切り方」「使いまわし方」「食べ切り方」を、テレビや雑誌、講演などで発信している。考案するレシピは、簡単でおいしく、無理なく食品ロスが減らせると、人気を集めている。

使い方の見直しで廃棄食材が減少【冷蔵庫のアイデア】

冷蔵庫の使い方は、食材の鮮度を左右する重要なポイント。正しい保存方法でおいしさをキープして。

●賞味期限が先のものは冷蔵室の上段、すぐに食べるものは下段に
●野菜室は紙袋で仕分けし、立てて保存する
●チルド室は肉や魚、発酵食品の保存に最適
●容器に日付を記入し、ラベルが見えるように保存する

適量&定位置の保存を心がけて

「冷蔵庫の使い方とフードロスには大きな関係がある」と行長さん。

「食材を詰め込みすぎると庫内のものが把握できなくなり、重複買いや使い忘れの原因に。冷蔵室は食材の定位置を大まかに決め、冷凍室に保存するものは日付を書いておくと管理がしやすく、使い忘れも防止できます」

野菜室では、収納に紙袋を使うと掃除がラク。野菜は立てた状態で保存すると、鮮度を長く保てる。

夏の冷蔵室は「すっきり」、冷凍室は「ぎっしり」が基本

冷蔵室の適正な収納量は、冷気の通り道を確保するため全体の7割までと心得よう。

「逆に冷凍室は、すきまなくぎっしり詰めるほうが◎。外気温が高くなる夏は、庫内の温度も上昇します。食品が傷むのを防ぐために、冷蔵室、冷凍室の温度は『強』に設定を」

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