【ガーデニング】6月はバラの挿し木のベストシーズン!
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吉原美奈子
清潔な土に挿し穂を挿す
挿し穂を吸水させている間に、深さ15㎝以上のなるべく平らな鉢に鹿沼土の小粒を入れ、 挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。 用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。
水を2~3回、底穴から流れるまで入れ流して土を十分に湿らせておきます。
鹿沼土はホームセンターなどで簡単に手に入りますが、“挿し木
余計な栄養分を含まない、清潔な新しい土を使うことが大事です。
湿った鹿沼土に菜箸などで穴を開け、そこにさし穂の下の部分を3~4㎝程度入れ、手で土を寄せて押さえます。
最後にもう一度、挿し穂がぐらつかないように静かに水を与えて作業は終了です。
鉢は半日陰の場所に置き、以降は土の表面が乾いたら静かに水を与えます。
挿し穂を抜いて確かめるのはNG!
挿し穂は6月なら通常、3週間ほどで発根します。 挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。 培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。
うまくいったかどうか気になり、どうしても挿し穂を抜きとってみたくなりますが、これは絶対にやってはいけません。
また、ひんぱんに水をやりすぎると根が出にくいので、鉢土の表面が乾いたのを確認してから水を与えるようにしてください。
挿し木
1カ月半ほど経ったら、挿し穂の周辺からそっと掘り上げ、発根していたら小ぶりの鉢にバラ専用培養土
根を傷めないようにていねいに扱うのがポイントです。
以降は日当たりのよい場所に鉢を置き、水やりと月1回の施肥を継続して苗を大きく育てます。
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