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白髪を生かした「ピンクの髪色」でおしゃれの幅が広がる! 60代・人気スタイリストのヘアスタイル実例

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ゆうゆう編集部

似合う服の色が増えたのは、明るい髪色にしたからこそ

ピンクの髪色は、今の自分の気持ちに素直に従った答えだったことを教えてくれた。でも、ピンクの髪色をキープするのは大変なのでは?

「この年齢になってくると、皆さん気がかりなのは白髪問題でしょ。私もね、髪色が暗めだった頃は、2週間に1回ヘアサロンで白髪染めをしていました。でも、この色にしてからは、ヘアサロンに行くのは3カ月に一度程度なんですよ。そのときにきれいにメンテナンスしていただければ十分。もちろん、ブリーチしているから白髪が目立たないというのもあるんですけど、今はすごく便利なものがあって、ピンクのカラートリートメントをつけて1~2分おいて流すだけ。自分でピンクの髪色をキープできるんです」

意外にも手入れしやすいのだそう。

「白髪があるから、誰にも会いたくない……なんてもったいない。ピンクとはいかなくても、明るい髪色は似合う洋服の幅を広げてくれます。ターバンやスカーフを使えば、伸びた白髪をカバーしながらおしゃれを楽しむこともできます。皆さんにももっといろんな髪色、いろんな髪型を楽しんでほしいですね」

そう話す安野さんの肌は、明るく血色感に満ちていた。「明るい髪は肌になじみ顔色が冴えます。ピンクの髪色効果なのよ」とにっこりほほ笑んだ。

「スカーフは私のヘッドアクセの定番。今日は、服と同系色でコーディネート。これ、伸びてきた髪の根元もおしゃれに隠せて便利なの(笑)」

「今は、肩下まで髪の長さがあるので、ラフなシニヨンや三つ編みもできます。こだわりは、結ぶゴムの色やピンを同系色にすること」

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撮影/中村彰男
取材・文/靏田由香

※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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