秋にタネから育てる一年草【おすすめ8選】初心者でもできる育苗のコツ
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光武俊子
タネから育てると愛らしい一重も咲く【ストック】
開花期:11~5月
タネまき時期:8月下旬~9月、3~4月(寒冷地)
咲く花の少ない冬から、草丈20~50㎝にゴージャスな花穂を掲げて甘い香りを漂わせます。ボリュームのある八重咲きの花が主流ですが、私は一重咲きの愛らしい花が好きです。一重の苗はあまり出回りませんが、タネから育てると一定の割合で出現するのが楽しみです。
大人気、空を映すグラウンドカバー【ネモフィラ】
開花期:4~5月
タネまき時期:9~10月、3~4月(寒冷地)
茨城県のひたち海浜公園で丘を埋め尽くすネモフィラが人気を呼んで、栽培する方がふえました。横に広がる性質を生かしてグラウンドカバーにするなら、タネから多くの苗を育てましょう。こぼれダネから翌年もよく開花。ドット柄のかわいいマクラータ種もタネで流通します。
大きめのタネで直まきにも挑戦!【スイートピー】
開花期:4月下旬~6月
タネまき時期:9月下旬~11月
つるを伸ばしながら愛らしい花を多数咲かせます。まっすぐ伸びる根が移植を嫌うため、庭や鉢に直まきするのがおすすめで、育苗の手間がかかりません。大きめのタネは硬いので半日ほど水に浸けて、ふくらんだものをまきます。つるが伸び始めたら支柱などに留めてください。
タネでは驚くほど豊富な品種がある【カレンジュラ(キンセンカ)】
開花期:12~5月
タネまき時期:9~10月、3~4月上旬
キンセンカという和名で古くから親しまれてきた花なので、タネでは驚くほどバラエティーに富んだ園芸品種が出回ります。花色もオレンジ色や黄色だけでなく、ベージュ系やバイカラーなども。寒さに強く冬中咲き続ける‛冬しらず’も人気があります。
長かった夏を乗り越えて、やっとまたガーデニングを楽しめる季節です。秋の花壇を充実させつつ、来年の春を夢見てタネまきにも挑戦してみましょう。
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