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「野菜は体によく、肉は体に悪い」論争に最終結論!運動なしでやせたい人のための【脂肪燃焼食ダイエット】

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岡田 隆

野菜は体によく、肉は体に悪い?

「肉より野菜(植物)が体にいい」(野菜派)、「野菜中心の生活は寿命を縮める」(肉派)という、それぞれ全く違うよさがある野菜と肉を、善悪という単純な形で対立させる誤解はなかなか根強いものがあります。2つの主張は以下の通り。

【野菜派】
肉=脂。コレステロール値が高くなり、動脈硬化を招くから危ない。
VS
【肉派】
野菜に偏ると低栄養状態に陥り、免疫力低下や加齢による疾患を招く。

この無駄な論争を解決しましょう。まず野菜派の主張は、低脂質の肉を選べばいいだけ。問題視されている脂質量は、次の通りで鶏むね肉は大豆よりも脂質が低い。

(100gで比較)
【蒸し大豆】たんぱく質 16.6g、脂質 9.8g、186kcal。
【鶏むね肉】たんぱく質 21.3g、脂質 5.9g、133kcal。

鶏むね肉のように、超低脂肪の肉はありますが、超低脂肪の大豆はありえない。ヘルシーな生活を求めて、肉の代わりに大豆を加工した「大豆ミート」を選ぶ方も増えていますが、たんぱく質を摂りたいなら、大量の大豆を精製して固めた加工食品ではなく、シンプルに低脂質な肉を食べたほうがいいでしょう。

しかも動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質よりも筋たんぱく質合成(筋肉を成長、維持させる反応)が高いので、人体のエンジンである筋肉を作り、代謝を高め、痩せやすい体を作ってくれます。年齢を重ねても筋肉を保ち、元気に歳を重ねることができるのです。

もちろん、大豆にも良さはあります。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の摂取 比率は1:1が健康にいいとされているので、大豆でバランスを取るのは理に適っています。食物繊維、良質な脂質、フィトケミカル(抗酸化作用などを持つ植物が持つ物質)なども摂取できます。

要は、どちらかを悪として切り捨てるのではなく、バランスよく食べればいいということです。「野菜は体によく、肉は体に悪い」という妙な固定観念から離れるべきです。それぞれのよさを知り、活用するのが賢い方法だと私は思います。

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※この記事は『日体大教授が教える「脂肪燃焼」食 運動0でお腹が凹む!』岡田 隆著(講談社刊)をウェブ記事用に再編集しています。

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