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初心者でも簡単! 鉢で育てる【ミニトマト】甘くてジューシーな実を収穫するには?

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ゆうゆう編集部

育てる種類や栽培方法を間違えなければ、自宅の小さなベランダや窓辺でも野菜を栽培できます。「庭がないから」とあきらめていた人も、この春は野菜づくりにチャレンジしてみませんか? 今回はミニトマトの栽培のポイントをご紹介します。

▼用意すべき基本アイテムはこちらの記事で▼

>>初めての【野菜&ハーブ育て】用意すべき基本アイテムは? ルッコラ栽培のポイントも紹介

甘くてジューシーな 完熟トマトづくりに挑戦【ミニトマト】

プランター栽培が難しい大玉トマトに対し、栽培しやすいのが魅力。種から育てるにはしっかりとした温度管理が必要なので、園芸店などで苗を購入して植えるのが確実です。陽光がたっぷり降り注ぐ場所で育てましょう。

水の与えすぎに注意!

他の野菜とは違い、ミニトマトは水分量を控えめにすることが大切。水やりの頻度は2~3日に1回くらいがよいでしょう。

株の大きさ

幅30~70㎝、高さ50~200㎝

苗の植えつけ

4月下旬~6月上旬

収穫

7月~10月中旬

苗の植えつけ

鉢は大きめの10号鉢(直径30㎝)がおすすめ。ひとつの鉢に1だけ植えます。長さ60㎝のプランターなら、2~3植えられます。注意したいのは、苗を植える方向。ミニトマトは花房を一方向につける習性があるので、第1花房を収穫しやすい方向に向けて植えてください。

鉢に用土を入れ、根鉢の上面と土の高さを合わせて植えましょう。

支柱立て

苗を植えたら、長さ30㎝ほどの仮支柱を立てて苗を固定。苗が25㎝くらいになったら、長さ1~1.5mの丈夫な支柱に取り替えます。鉢で栽培する場合は、中央に1本だけ立てるか、鉢の縁に3本立ててから輪を数本取りつけ、そこにつるをからませて育てる「あんどん仕立て」にするとよいでしょう。

支柱を立てたら、ビニタイや麻ひもなどで茎と支柱を8の字に結んで固定。

わき芽かき

ミニトマトは、放っておくとわき芽(葉や茎のつけ根から出てくる芽)がたくさん出て葉が茂りすぎ、実がつかなくなる恐れがあるため、ほどよく摘み取ることが必要。初心者の場合はすべてのわき芽を摘み取り、主枝だけを伸ばしていく「1本仕立て」がおすすめ。

ミニトマトのわき芽は、指でつまめば簡単に取ることができます。

追肥

実がなる前に肥料を与えすぎると、葉ばかりが茂って実がつきにくくなるので、追肥は小さな実がつき始めてから。以降は1~1週間に1回の割合で、液肥か置き肥(土の表面に固形肥料を直接置く)を施しましょう。

摘芯

背丈が高くなりすぎるのを防ぎ、実のなりをよくするために摘芯を行いましょう。主枝支柱を超えたら、先端部分を摘み取って成長を止めます。

放っておくとどこまでも伸びる主枝の最先端を手で摘み取って。

収穫

赤く熟した実から収穫していきます。へたの上の節を上部に折り曲げれば、簡単に取ることができます。品種によっては、房全体が同時に色づくものもあります。この場合は、房ごと収穫しましょう。

房のつけ根から順次色づく。ハサミを使って収穫しても。

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※この記事は「ゆうゆう」2026年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

あんどん仕立てとは、つる性植物や風の影響を受けやすい植物を鉢植えで育てる際の仕立て方の一つです。鉢の周りに立てた支柱に、輪状のフレームを2〜4段取りつけて、そこに植物を絡ませて育てます。おもにアサガオやクレマチスなどのつる性植物で用いられます。

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プランターとは、ガーデニングにおいて花や植物を育てるための容器のことです。素材はプラスチックや陶器、木材などさまざまで、軽量で移動しやすいプラスチック製が初心者に人気です。ベランダや玄関先など、限られたスペースでも植物を楽しむために適しており、野菜やハーブの育成にも広く活用されています。デザインやサイズも多様で、目的や場所に合わせて選ぶことで、ガーデニングをより楽しく演出するアイテムとして役立ちます。

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固形肥料とは、粒やブロック状の形状をした肥料で、ゆっくりと分解・溶解して植物に養分を供給します。有機質系から化成肥料まで種類も豊富で、鉢植えの表面に置くか、土に混ぜ込んで使うのが一般的です。肥効の持続期間や成分バランスに応じて使い分けることで、効率的な栽培が可能になります。

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置き肥とは、ゆっくり効くタイプの固形肥料などを植物の根元付近に置いて施す方法、または肥料そのもののことです。水やりのたびに少しずつ肥料成分が溶け出すため効果が長く持続し、手間が少ないのが利点で、鉢植えやプランター、地植えなど幅広く利用されます。

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追肥とは、植物の生育期間中に追加で施す肥料のことです。​元肥だけでは不足しがちな栄養分を補い、植物の健全な生長を図ります。​

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花房とは、ひとつの枝や茎先端に複数の花が咲く花の集まりのこと。ブドウの房のようにまとまって咲く様子から名付けられました。アジサイやスイートアリッサム、藤などで見られ、花房のボリュームや形状は観賞価値や景観に大きな影響を与えます。花房全体の開花タイミングや持ちも、品種によって異なるため、剪定や追肥のタイミングを考える際にも注目される部分です。

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肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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支柱とは、植物が倒れたり茎が曲がったりするのを防ぐために立てる棒状の補助具。特に生長とともに高さが出る植物や、実が重くなる果菜類、つる性植物などに欠かせない資材です。ガーデニングでは、支柱の材質や形状によって景観にも影響を与えるため、景観に馴染む自然素材のものや色つきのものを選ぶことで、植物の生長を支えつつ庭の美しさとの両立を図ることができます。

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摘芯とは、植物の生長点(茎の先端)を摘み取る作業のことです。枝分かれの発生を促したり、植物の生長を抑えたりする目的で行われます。ピンチとも呼ばれます。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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主枝とは、樹木や低木の幹から分かれて伸びる主要な枝のことで、全体の樹形やバランスを左右する大切な構造要素です。剪定を行う際は、この主枝を基準にして側枝や不要な枝を整えると、美しく健康的な樹形になります。果樹などでは主枝の配置や本数が収穫量にも関わるため、適切な枝づくりが求められます。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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