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「ふつうの相手でいい」というのは高望み!?婚活のプロが断言。親が動くほど結婚が遠のく理由とは?

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石川結貴

岡田さんの言葉は示唆に富み、私自身を省みる得難い機会になった。婚活中の息子が「俺には無理、やってらんない」と投げやりになれば、やめたほうがいい、要領が悪い、そんなふうについネガティブに考えた。

もしもあのとき「たいした恋愛経験もないんだから、最初からうまくいかないよ」とか、「まずは相手の話をよく聞いて、いいところを探してみてはどう?」とか、なにかしら前向きな言葉をかけていたらまた違った道が開けたかもしれない。息子が傷つくのはイヤだ、無理をしてまで結婚しなくてもいい、そんな思いもあったりしたが、今にして考えれば息子の「お相手」候補の女性や、その親の心情にまで思い至らず、それこそ私の傲慢さに違いなかった。

さまざまな反省を次に生かしたい、つい前のめりになって岡田さんに伝えてみたが、「一番大事なのは息子さんの意思です」とクギを刺された。

「早く結婚したいのか、当分はしたくないのか、ずっとする気はないのか、どんな意思でも本人次第です。仮に子どもが代理婚活を頼みたいというなら、それもひとつの意思としてあっていいでしょう。ただし、親が代理をするなら勘違いや思い込みを捨て、なりふり構わず相手を探すくらいの度量が必要でしょうね。そうは言ってもみなさん、なんだかんだとプライドが高いからむずかしいでしょうけど」

自己中心的、勘違い、そしてプライドが高い。厳しい言葉の数々は長年婚活の現場に関わってきた岡田さんならではだろう。

現実的な指摘は響き、それは私のみならず、未婚の子どもを持つ多くの親にとってもあらたな「気づき」をもたらすように思えた。

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※この記事は『ウチの子の、結婚相手が見つからない! 親の代理婚活でわかった「結婚の壁」』石川結貴著(文藝春秋刊)の内容を、ウェブ記事用に再編集したものです。

※写真はイメージです

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