老け顔・ぽっこりおなか、原因は油かも?血管を傷める「2大悪玉油」をチェック
「最近、老けて見える」「おなかがぽっこりしてきた」。その原因、実は血管の衰えかもしれません。見た目の若さと血管にはどんな関係があるのでしょうか。循環器専門医の池谷敏郎さんの新刊『血管の専門医が30年間欠かさない すごい習慣』(エクスナレッジ刊)からお届けする第4回は、「2大悪玉油」と避け方について。
▼前回はコチラ▼
>>1食の糖質は40gが目安?血管の専門医が30年続ける「ゆる糖質ライフ」基準と主食の減らし方血管を破壊する「2大悪玉油」
先にお伝えした通り、体内に炎症が起こると血管を大きく損傷し、動脈硬化を引き起こすことにつながります。
体内の炎症を起こす原因が、酸化や糖化、内臓脂肪などでしたね。そしてもう一つ、知っておいてほしいのが、食品から知らず知らずにとっている「悪い油」。
その代表格と言えるのが、次の2種類の油です。
①肉の脂身やバター、生クリームなどの動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」
②植物油に多く含まれる「オメガ6脂肪酸」
「えっ、お肉はスタミナ源でしょう?脂もエネルギーになるのでは?」
そう思われるかもしれません。確かに適度な摂取は必要ですが、現代の食生活ではどうしても「とり過ぎ」になりがち。実際に、肉食に偏った食事で動脈硬化を起こしている患者さんはとても多いという現状があります。
肉に多い飽和脂肪酸は過剰になるとLDLコレステロールの増加を招き、それが動脈硬化を進行させることがわかっています。
さらに、最近の研究では、高脂肪食を続けることで免疫細胞が「誤作動」を起こし、炎症を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)をまき散らすことも確認されています。
つまり、おいしいカルビや霜降り肉をたっぷり食べた後、あなたの血管の中では、毒素が漏れ出し、パトロール隊が暴れまわり、血管の壁が火事(炎症)に見舞われている可能性がある……ということです。
