1食の糖質は40gが目安?血管の専門医が30年続ける「ゆる糖質ライフ」基準と主食の減らし方
「最近、老けて見える」「おなかがぽっこりしてきた」。その原因、実は血管の衰えかもしれません。見た目の若さと血管にはどんな関係があるのでしょうか。循環器専門医の池谷敏郎さんの新刊『血管の専門医が30年間欠かさない すごい習慣』(エクスナレッジ刊)からお届けする第3回は、池谷式「プチ糖質制限」について。
目次
▼前回はコチラ▼
>>「最近老けた?」実は首の血管も関係している?研究で分かった「見た目年齢」と動脈硬化の関係ストイックさは不要!池谷式「プチ糖質制限」の極意
「血管の老化は見た目の老化」であることをお伝えしてきました。血管を劣化させる「酸化」「糖化」「炎症」を防ぐことがいかに大切なことであるか、おわかりいただけたことと思います。
そして、こうした劣化を防ぐために最も効果的な対策となるのが、食事です。
なぜなら、酸化や糖化は「糖質の食べ過ぎ」が引き金となり、食べ過ぎで増加する内臓脂肪は炎症物質の温床となるため。そして、炎症をどんどん広めるゾンビ細胞の消火をするのは、EPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸——魚に含まれる油でしたね。
つまり、何を食べて、何を食べないか。これが、「若返り」を目指す私たちにとってとても大切になってくるわけです。
そこでここからは、私が30年間続けてきた、若返りのための食事術を具体的にお伝えしていきます。
その第一歩としてお伝えしたいのが、「ゆる糖質ライフ」。というのも、血管を酸化、糖化させたり、メタボの主犯になりやすいのは、ほとんどの場合で糖質のとり過ぎだから。日本人はご飯も麺もパンも大好きですから無理もありません。
とはいえ、「今日からお米もパンも一切禁止!」という極端な糖質制限はおすすめしません。今の日本でその食事を生涯続けることは現実的ではありませんし、そこまで厳格な糖質制限は「若返り」という目的のためには必要ないからです。
私が患者さんたちにおすすめしたり、私自身も長年実践しているのは、おいしくてゆるい「プチ糖質制限」です。それは例えば、次のようなものです。
・主食を半分にする
・食べる順番を変える
・糖質の高い食材を別のおいしいものに置き換える
基本的には、これくらいの「ゆるさ」で十分です。重要なのは、短期間で体重を落とすことではなく、「一生続けられる食事」として、ゆる糖質ライフを定着させることです。
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