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「田舎暮らしは本当に安い?」大阪→黒部へ移住した60代ひとり暮らし、生活費16万6000円の家計簿

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中道あん

直近1か月の家計簿を集計してみました

さて、「年金プラス10万円あったら、ゆとりのある暮らしができる」と思っていました。そのために、不労所得での収入も確保しました。でも、ここで問題が……。2025年からひとり暮らしをはじめて「家賃」を支払うようになったのです。今は働いていますからまだ大丈夫ですが、65歳になったときに、今の家賃を払い続けていくことができるのか、心配しています。

ここ1年の間に、少しずつ支出を見直して、手放せる費用は手放しました。おかげで、家計のスリム化に成功。そして、黒部移住。「田舎暮らしは生活コストがかからない」とよく言われていますが、ほんとうにそうなのか、直近1か月の家計簿を集計してみました。

私は、ほとんどをクレジットカード決済かQRコード決済にしています。たまに払うわずかな現金での支出は管理できていません。

2026年夏の1か月の生活(単位:万円)
食材・スーパー  3.7
外食・カフェ 1.5
日用品 0.9
犬 1.8
交通費 0.2
美容・衣類 2.0
本・雑誌  0.2
娯楽・遊び 2.8
オール電化 1.0
水道 請求なし
携帯・サブスク 1.8
保険 0.7
家賃 非公開

合計16.6万円+家賃

改めて集計してみると、「大阪は食い倒れの街だったなぁ」ということです。カフェやレストラン、デパ地下だってすぐ手の届くところにありました。ピラティストレーニングの帰りは、必ずカフェか回転すしで、お腹を満たして帰っていました。「美味しいもの」を求めてわざわざ買いに出かけることもしばしば。以前は、食費や交通費を無意識で使っていたことが分かりました。

お付き合いで、外食することも少ないとはいえありましたが、それもなくなりました。黒部にはレストランが本当に少ないことと、夜は街灯も少なく、真っ暗で一人歩きは心細くて出かけられません。それで自然と自炊するようになったのです。お米は、大阪で買うより安く、野菜は自分の畑で採れたものや頂き物で随分助かっています。

交通費も殆どかかっていません。富山市内まで電車で30分ですが、夏の暑さもあって市内観光はお預けのままです。秋になり活動範囲が広がれば、交通費や娯楽費も増えそうですが、冬は雪に覆われるので熊じゃないけれど、家から出ない冬眠生活になりそうです。

ふだんは、家計簿を一切つけずに、月末に口座残高を調べるだけです。改めて、プレシニアのひとり暮らしで「どれだけお金がかかるのか」を見える化した結果は……。

生活費だけ見ても65歳から支給される年金だけでは到底足りず、不労所得で賄うことになりますが、家賃が生活費に占める割合がやはり大きいです。ハリウッド映画の世界でも一見華やかそうな業界で働く主人公たちが「家賃の為に今の理不尽な仕事をやめられない」と愚痴をこぼすシーンが描かれたりしています。

改めて、65歳になったら「どこに住む?」ことよりも「どうやって住む?」のかを今から考えておかなきゃ。と思いました。

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