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気圧の変動がある時期、午前中に向いている仕事とは? 午前と午後のタスク切り替えのススメ【自律神経】

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雑誌「健康」編集部

午前と午後でやることを切り替える

自律神経のリズムに合わせて、午前と午後でやることを変えると効率がアップします。午前中は交感神経が高くなるので、頭を使う仕事やクリエイティブな仕事をするのに最適な時間帯。

一方、午後はだんだん交感神経の働きがゆるやかになるので、あまり頭を使わなくてもできる単純な仕事をするとよいでしょう。

今日やることを書き出してナンバリング

あれもやらなきゃ、これもやらないと、と日々タスクに追われて暮らしている人は「今日やること」を、とりあえず思いつくまま紙に書き出して、上から順番に1、2、3、4と番号を振ってください。

ただナンバリングするだけで、不思議と頭の中が整理されて、気持ちが落ち着きます。クリアしたタスクは線で消すと、スッキリ感は格別です。

怒りは口に出さずお風呂でシュッと捨てる

怒っているときは自律神経が乱れているとき。そのまま口に出すと、さらにヒートアップして自律神経に悪影響を及ぼします。

怒りを口に出すなら、一人のとき。お風呂に入ったときに「あの人、ひどいな」と言って、排水溝にシュッと捨てるイメージを持ちましょう。お風呂から出る頃には、心が落ち着いているはずです。

PROFILE
小林弘幸先生
こばやし・ひろゆき●順天堂大学医学部教授。自律神経研究の第一人者として、自律神経と腸を整える健康な心と体を提案。順天堂医院に日本初の便秘外来を開設し、「腸のスペシャリスト」として、多数のメディアで活躍。新刊『上機嫌の習慣』(主婦の友社)好評発売中。

※この記事は「健康」2023年春号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。


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上機嫌の習慣

小林弘幸著
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