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円安のいま、家計のためにできることは何ですか?井戸美枝さんがアドバイス

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横田頼子

ちなみに、わが家では、バターなども特売のときにまとめ買いして冷凍保存しています。
肉、魚、卵、豆腐などのたんぱく質は、次の買い物日までに使う日数分買ってきます。高齢になるとたんぱく質が大事なので、ちょっといいものを食べる分だけ、という感じです。

おやつも、高くなった市販品はなるべく買わないで、卵と豆乳でプリンを作ったり、さつまいもをゆがくなど、簡単に手作りするようになりました。

これらの方法で、食費は5000円以上のカットに!

物価高は家計にとって打撃ですが、円安のおかげで家計のスリム化に成功できました。しかも、バランスがとれた食材を薄味でいただくようになって、食生活が自然とヘルシーになったのもうれしい変化です。

円安に限らず、最近は天候不良などによる野菜の高騰、海温上昇や乱獲などによる魚の高騰など、食料品価格は上昇傾向にあります。

入ってくる収入が変わらない年金生活になると、物価の上昇は現役時代よりダメージが大! 

今回を機に買い物の方法を見直して、老後に向けて生涯ずっと役立つスキルを身につけましょう。

プロフィール
井戸美枝
いど・みえ●ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)、社会保険労務士、国民年金基金連合会理事。生活に身近な経済問題、年金・社会保障問題が専門。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに、雑誌や新聞に連載を持つ。近著に『フリーランス大全』(エクスナレッジ)。『親の終活 夫婦の老活 インフレに負けない「安心家計術」』(朝日新書)、『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!増補改訂版』(日経BP)など著書多数。
ホームページ:http://mie-ido.com
Twitter:@mieido

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