【寄せ植えガーデニング】育てやすく、初心者でもOK! サラダ用ハーブのコンテナ
サラダ用ハーブの寄せ植え② 持ち手つきだから、好きな場所への移動がラク
どのハーブも育てやすく初心者向きの寄せ植え 寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。 二年草とは、タネをまいてから花が咲くまでに2年かかる植物のことです。1年目は株が生長するのみで花を咲かせず、2年目に花を咲かせてタネを作り、枯れます。
いずれも植えたままでは、次第に葉がかたくなって風味をそこなうので、若葉を収穫しながら育てましょう。調理直前に収穫することで風味が生きます。
ミント以外は一~二年草
ハーブ苗の配置図
各ハーブの紹介
【A】スペアミント
シソ科の多年草 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。
ペパーミントよりも甘くソフトな香りで、ハーブティー、料理、お菓子の風味づけなどに使いやすい。
生育が旺盛でよく植えるので、鉢で育てるのがおすすめ。
【B】チャービル(前々ページ参照)
【C】ディル
セリ科の一年草 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。
青みをおびたふわふわとした繊細な葉が印象的で、夏に黄色の小花を傘状に咲かせる。
葉や茎にはさわやかな風味が、種にはピリリとした辛みがあり、魚料理や酢との相性がよい。
【D】パセリ
セリ科の二年草 二年草とは、タネをまいてから花が咲くまでに2年かかる植物のことです。1年目は株が生長するのみで花を咲かせず、2年目に花を咲かせてタネを作り、枯れます。
身近なハーブだが、縮れて切れ込みの入った緑の葉には装飾的な要素がある。
ビタミンA・C、鉄分を多く含み、葉は生でサラダやスープに、茎はブーケガルニなどに利用。
【E】ルッコラ(前々ページ参照)
撮影/川部米応
※この記事は『心も体も元気になるハーブ育て&活用法』、「ゆうゆう」2020年6月号(いずれも主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
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園芸研究家
桐原春子
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。