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【寄せ植えガーデニング】育てやすく、初心者でもOK! サラダ用ハーブのコンテナ

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更新日

ゆうゆう編集部

サラダ用ハーブの寄せ植え② 持ち手つきだから、好きな場所への移動がラク

どのハーブも育てやすく初心者向きの寄せ植えです。

いずれも植えたままでは、次第に葉がかたくなって風味をそこなうので、若葉を収穫しながら育てましょう。調理直前に収穫することで風味が生きます。

ミント以外は一~二年草なので、枯れた株はそのつど掘り上げ、処分します。生育旺盛なミントは数年そのまま育てるか、別の鉢に移植してもよいでしょう。

ハーブ苗の配置図

【A】スペアミント
【B】チャービル
【C】ディル
【D】パセリ
【E】ルッコラ

各ハーブの紹介

【A】スペアミント

シソ科の多年草
ペパーミントよりも甘くソフトな香りで、ハーブティー、料理、お菓子の風味づけなどに使いやすい。
生育が旺盛でよく植えるので、鉢で育てるのがおすすめ。

【B】チャービル(前々ページ参照)

【C】ディル

セリ科の一年草
青みをおびたふわふわとした繊細な葉が印象的で、夏に黄色の小花を傘状に咲かせる。
葉や茎にはさわやかな風味が、種にはピリリとした辛みがあり、魚料理や酢との相性がよい。

【D】パセリ

セリ科の二年草
身近なハーブだが、縮れて切れ込みの入った緑の葉には装飾的な要素がある。
ビタミンA・C、鉄分を多く含み、葉は生でサラダやスープに、茎はブーケガルニなどに利用。

【E】ルッコラ(前々ページ参照)

撮影/川部米応

※この記事は『心も体も元気になるハーブ育て&活用法』、「ゆうゆう」2020年6月号(いずれも主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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監修者
桐原春子

園芸研究家

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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鉢底網は、鉢植えの底に敷いて使う網で、土が鉢の穴から流れ出るのを防ぎます。害虫の侵入を防ぐ効果もあります。鉢底の穴が小さかったり、底が網状になっていたりする鉢の場合には使用する必要はありません。

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鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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二年草とは、タネをまいてから花が咲くまでに1年以上かかる植物のことです。1年目は株が生長するのみで花を咲かせず、2年目に花を咲かせてタネを作り、枯れます。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

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移植とは、植物を一度育てた場所から別の場所へ植え替える作業のことです。苗を育苗箱から花壇や鉢に移す場面や、庭の植物をより日当たりのよい場所に移すなど、目的に応じて行われます。移植の際には根を傷つけないよう丁寧に扱い、水をたっぷり与えます。適期を守ることで根づきやすくなります。

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