月々12万円生活で人気の【ショコラさん】50代にして初体験の「ひとり旅」とは?
ひとり暮らし歴25年になるショコラさんですが、意外なことに2年前までひとり旅をしたことがなかったといいます。50代にして初体験のひとり旅は、どのような旅だったのでしょうか?
▼こちらもおすすめ▼
>>ショコラさんの住まいとお金のストーリー[前編]別居に早期退職「人生の転機がきたら、暮らしを変えてみる」
お話を伺ったのは
ショコラさん ブロガー
しょこら●1956年生まれ。
結婚後、2男の子育てと家事をこなす。
42歳で別居。営業職で自活し、4年半後に離婚。
2023年にパートの仕事を辞めて年金生活に入る。
60歳から続けているブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」は根強い支持を得て、現在も月間30万PV。
レトロ建築を見るならひとり旅がいいと思った
月々12万円で心豊かに暮らす日々をつづるブログが人気のショコラさんは、ひとり暮らしの達人にして大ベテラン。しかし、ひとり旅デビューを果たしたのは、つい2年前で、それは神戸・芦屋への1泊2日の旅だった。
もともと旅が大好き。10~20代は時刻表片手にユースホステルに泊まる節約旅行を楽しみ、その後も家族旅行や会社の社員旅行など、国内外を問わず旅してきたショコラさん。でも、いつも誰かと一緒だった。そんなショコラさんが、ひとり旅をしようと思ったきっかけは?
「たまたまつけていたテレビの美術番組で、兵庫県芦屋市にあるヨドコウ迎賓館の特集を見たんです。それがあまりにも素敵で……。ここに行きたい!って思いました。古い建築物が好きでよく見に行くのですが、じっくり味わうにはひとりで行くのがいい。時間を気にしなくてすむし、相手が飽きちゃったんじゃないかなぁって気を使う必要もありません。ヨドコウ迎賓館なら、なおさらひとりでゆっくり味わいたいと思ったんです」
ヨドコウ迎賓館は、大正時代に建てられた洋風建築で、設計はフランク・ロイド・ライト。国指定重要文化財だ。
初めてのひとり旅の旅先としても、神戸・芦屋はぴったりだった。
「神戸まで新幹線で3時間くらいだし、仕事の出張で行ったこともありましたから。何かあったら日帰りできるという安心感もありました」
新幹線のチケットをとり、安いビジネスホテルを予約。夕食は神戸の街をぶらぶら歩き、気になったレストランに飛び込んだ。街角のパン屋さんでパンを買い、翌朝ホテルで食べた。何をしても自由だった。
「神戸は古い洋館や、私が大好きなレトロな喫茶店も多いんです。自分の入りたいお店にパッと入れるって、ひとり旅ならではですよね」
初めてのひとり旅は神戸

68歳 おひとりさま 幸せに年を重ねるための お金と時間の上手な使い方
ショコラ/著
オレンジページ 1540円
パートの仕事を辞め、孫が生まれ、68歳になったショコラさん。変わったこともあれば、変わらないこともたくさんある。無理せず、軽やかに生きるショコラさんの暮らしを紹介。
※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)
撮影/橋本 哲
取材・文/神 素子
※この記事は「ゆうゆう」2025年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
▼あわせて読みたい▼
>>長年続けてきた仕事を“卒業”したショコラさん。暮らしはどう変わった? >>質のいいダウンコートが2500円!人気ブロガー・ショコラさんに聞く【メルカリで購入&出品のコツ】 >>ショコラさんの月12万円の生活「欲しいものは知恵と工夫で手に入れたい」【前編】