【ガーデニング】カーネーションはコスパ抜群の多年草!?「母の日」の花を長く楽しむ育て方
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光武俊子
切り戻したら植え替えて肥料を施す
株全体を半分ほどに切り戻したら、根鉢をくずさずに庭や一回り大きな鉢に植え替えます。庭では植えつける場所の土をシャベルで耕して、あれば腐葉土や牛ふん堆肥などを1株に一握りほど混ぜ込んで植えつけ。鉢には草花用の培養土で植えつけます。
ゆっくり効果が出る緩効性の固形肥料を、植え替え前に用土に混ぜ込むか、植え終わったあとに用土の上に置くか、規定量与えてください。株を切り戻して植え替え、肥料を与えるところまでいっぺんに行って、たっぷり水やりします。
1週間ほどは直射光の当たらない場所で養生して、また日当たりで育てましょう。すると切り戻した場所の下の節(葉のついている位置)から脇芽が伸び、1カ月半ほどで二番花が咲きます。二番花のあとも同様に切り戻し、植え替えずに肥料だけ施します。株が元気なら、秋にもう一度花が楽しめるかもしれません。
水はけよい日当たりで長く育てよう
「母の日」用に生産される鉢花は、イベント時に爆発的に咲くように品種改良されたものが主流です。そのため、繰り返し何度も咲かせたり、翌年も咲くのに向いていないものもあります。それでも寒さや暑さに強い多年草なので、日当たりよい場所で元気に育ちます。
来年の4~6月にまた咲いてくれるか楽しみに育ててください。鉢植えでも存在感のある大株に育てたり、毎年のプレゼントに花色違いのリクエストをして、コレクションしてみるなんていかがでしょう。
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