記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】雑草を取る手間がラクになる!プロが実践するワザを伝授

公開日

更新日

光武俊子

グラウンドカバープランツでナチュラルに防草

地表を覆うことによって雑草を防ぐ方法として、グラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

詳細を見る
プランツの植栽があります。もちろん芝生の中にも雑草は生えますが、発生率はぐっと抑えられるというもの。常緑性で横に広がり(ほふく性)、できたらかわいい花も楽しめる植物を用いましょう。

例えば、5月にリシマキア・ヌンムラリアを1㎡に3号ポット苗を5~6株植えつけると、秋にはほぼスペースを埋め、翌春には折り重なるように成長して開花します。これがアジュガだと1㎡あたり9~10株と、植物の成長スピードにより広がり方は異なります。

【ガーデニング】雑草を取る手間がラクになる!プロが実践するワザを伝授(画像6)

リシマキア・ヌンムラリア

【ガーデニング】雑草を取る手間がラクになる!プロが実践するワザを伝授(画像7)

アジュガ

一時、旺盛に繁茂することからグラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

詳細を見る
に注目されたヒメイワダレソウは、外来種であるため日本の生態系を脅かすとして「生態系被害防止外来種リスト」に指定されてしまいました。いまは国内で品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
改良されてタネをつくらず、芝生の10倍の速さで広がる‘リッピア’が流通しています。

また、芝生の中などに生えて抜きにくい雑草には雑草抜きフォークという専用道具(約1700円)がありますが、食卓で使うフォークでも十分役に立ちます。

【ガーデニング】雑草を取る手間がラクになる!プロが実践するワザを伝授(画像8)

‘リッピア’

【ガーデニング】雑草を取る手間がラクになる!プロが実践するワザを伝授(画像9)

雑草抜きフォーク

土づくりをすると、草がするりと抜ける

踏み固められた通路などの雑草は抜くのが大変ですが、畑の雑草は鎌を使わなくても手で抜けるという経験がありませんか。堆肥や腐葉土などがすき込まれた土壌は、通気性や排水性が改良され、微生物がすみついてふかふかの土になります。

ふかふかの土では植物が根を張りやすくてよく育ちますが、手で抜こうとするとすんなり抜きやすいものです。日ごろから花壇の土づくりを心掛けていると、雑草が生えても簡単に抜けます。

敷石の間などで抜きにくい雑草には、こびりついた錆や汚れ(ガムとか)をはがすスクレーパーが便利です。ホームセンターなどで手軽に入手できます。
土づくりから道具まで、今から雑草への備えを万全にして、今夏の草取りはラクラクにいたしましょう!

【ガーデニング】雑草を取る手間がラクになる!プロが実践するワザを伝授(画像10)

スクレーパー

※2024年5月22日に配信した記事を再編集しています。

▼あわせて読みたい▼

>>【ガーデニング】気温20℃が注意信号!苦手な病害虫に備えよう >>【ガーデニング】放っておいても来年も楽しめる!こぼれダネで咲く草花[8選] >>【ガーデニング】春から秋まで咲く コスパ抜群の花[8選]元気に長く咲かせるポイントは?

PICK UP 編集部ピックアップ

マルチングは、土の表面をワラやバーク(樹皮)チップ、プラスチックフィルムなどで覆うことです。乾燥防止、雑草抑制、土の流出防止、地温調節などの効果があります。

詳細を見る

宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

詳細を見る

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

詳細を見る
画面トップへ移動