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70歳の誕生日を特別に!【イラストレーター本田葉子さん】が語る「誕生日のお墓参り」という新しい選択

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ゆうゆう編集部

67歳でひとり暮らしをスタートさせて、先日、古希を迎えたイラストレーターの本田葉子さん。日々の暮らしを綴ったブログやインスタが人気です。雑誌ゆうゆう8月号の連載「ホホホと笑って暮らしたい」を先取り! 今回のテーマは「ボーダー!」。古稀の誕生日に行こうと決めたのは“お墓参り”。ボーダーを着て出発です!

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70歳のイラストレーター 本田葉子さんの「太って見えない!」ボーダー着こなし術とは

そうだ、お墓参りに行こう!

そうだ、お墓参りに行こう!と思いついてしまったのだ。

もうお寺関係のことはなんにもしないと決めたのは3年前だったけれど、なんとなくお墓の存在だけは気になっていたのだ。よりによって今思いつかなくても......と思ったけれど、行きたいとこはどこ?と自問した答えが「お墓」だったのだからしょうがない。すぐに即!出かけることにした。

ボーダーのワンピースに軽いジャケットを羽織って行く。

バスと電車を乗り継ぐ2時間半の旅である。お墓参りだからといって、地味めにすることはないと思うけれど、ボーダーワンピースではラフすぎるかな〜とちょい思う。しかし閃きでするお墓参りだしおいしいもの食べてこようとの魂胆もあり。

拍子抜けするほどやることがなかった誕生日に実行したお墓参りに、思いの外大きなスッキリ感をもらった。

なに着て行ってもよし! 花と楽しい気分をお墓に運ぶ気持ちでよし! と思うよ。

色んな思い付きの寄せ集めで過ぎた日だったけれど、いい古稀はじめができたのではと思う。元気がでるボーダー柄を身につけて闊歩していこうと思えたからだ。

1カ月後、誕生日と母の日を合体したプレゼントを娘からもらう。そりゃうれしかったけど、そうじゃないんだよねとも思うオニ母。

「誕生日にはお墓参り」という新しいイベントを自分で見つけたわたし、さすが古希か。

本田葉子さんのProfile

ほんだ・ようこ●イラストレーター
1955年、長野県生まれ。25歳で結婚し、1男1女の母に。62歳で夫を見送り、神奈川県小田原市の古民家に移住。ほどなくして義母と愛犬を看取り、子どもたちも家を出て、公営の集合住宅に移る。近著に『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』(幻冬舎)。おしゃれや暮らしのあれこれを綴ったエッセイを東京新聞、中日新聞に連載中。

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ゆうゆう2025年8月号

主婦の友社刊

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