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「旅先で眠れない」「パートナーのいびきで眠れない」【睡眠の悩みQ&A】睡眠ドクターがアドバイス

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ゆうゆう編集部

Q パートナーのいびきが年々ひどくなっています

A 無呼吸症候群の可能性が高いでしょう

「いびきは気道閉塞が原因なので、いびきをかいている時点で警告信号です。さらに、いびきの最中に呼吸がときどき止まるようであれば無呼吸症候群でしょう。アジア系人種はやせていても骨格的に発症しやすいと考えられています。無呼吸症候群はよい眠りを妨げ、さまざまな病気のトリガーになります。早めに検査して、必要な治療を始めましょう。横向きの体勢で寝ると気道が確保されやすく、いびきの軽減が望めます」

Q 旅先で眠れません…

A 1日程度なら問題はありません

「これは『第一夜効果』といわれ、普段の睡眠環境と異なる場所で眠ると危険、という潜在意識が働いて眠れない、眠れたとしても眠りが浅いという状態になりやすくなります。寝つきが悪くても問題はないので、深く悩まず不安やストレスの軽減に目を向けましょう。もし数日間の旅行になるようなら、1日目に眠れる学習をして同じホテルの同じ部屋に宿泊すると、2日目以降、眠りやすくなりますよ」

Q よい睡眠を促す食べ物を教えてください

A ご自身がよいと実感できるものを続けましょう

「睡眠の効果をうたう商品は増えましたが、誰にでも当てはまるものはありません。ただし、腸は脳の機能に影響しているといわれているので、腸を整えると睡眠だけでなくあらゆるメリットが生まれてくる可能性はあります。食べ物でよい睡眠の効果を感じられるかどうかは個人によって大きく異なります。自分が効果を実感したもの、心地いいと感じたものがあれば、それを続けてみましょう」

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取材・文/森山佳織 

※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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