秋は最適シーズン!多肉植物のふやし方と仕立て直しのコツ
公開日
更新日
光武俊子
自由に仕立てられる灌木タイプ【アエオニウム】
カナリア諸島などに自生する、冬に生育するタイプ。ふっくらした茎を灌木状に伸ばして、先端に色鮮やかなロゼットをつけます。真っ黒な葉が美しい‛黒法師’や、明るいグリーンの‛明鏡’などが人気です。茎を切ると枝分かれして枝数がふえ、切った茎はそのままさし木のさし穂になります。
ユニークで多彩なフォルム【セネシオ】
南西アフリカなどに分布。春と秋に生育して、夏の暑さでは蒸れやすいため風通しよく育てます。丸い玉が連なるグリーンネックレスやぷっくり膨らんだ小葉を吊り下げるセネシオ・ラディカンスなどが人気です。ぷっくりした葉を維持するのに、多肉植物のなかでは水やりをまめにします。
ふやしたミニ株は楽しみ方いろいろ
自分でふやした株は寄せ植えのバリエーションに変化をつけたり、欧米では庭に敷き詰めてタペストリー花壇なども楽しみます。
また、ミニ株はガラス容器で楽しむハイドロカルチャーやテラリウムなどにも最適。多彩なフォルムを草木に見立てて箱庭づくりにも活躍します。
株姿を整えつつ、多肉植物で秋のガーデニングをもっと楽しみましょう。
▼あわせて読みたい▼
>>【秋のナチュラルガーデン】宿根草[8選]でおしゃれで植えっぱなしの庭づくり >>秋の日陰で育つ草花[8選]植えっぱなしでOKの宿根草も! >>秋の庭を彩る多年草【サルビア】6選!ナチュラルでワイルドなガーデニングのコツ