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マンションを手放して賃貸のUR団地へ!50代半ばから始めた「所有」にしばられない暮らし

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ゆうゆう編集部

「はじめたこと」はなんですか?

ジムに近いことも住まい選びの条件に。無理せず週2回のペースで通っています

あらかじめジムが至近距離 にあるUR団地を選んで、 運動習慣を継続。「ゆっくりでも30分走れる体力をつけておくのが長期目標です」。出勤前に毎日通っていた時期もあったが、痩せすぎと周囲に心配されるようになり、今は無理せず週2程度に。

「予防にまさる治療なし」。口内環境のケアを意識するようになりました

「口内環境の健康はQOL(クオリティ・オブ・ライフ/人生の質)に直結していると思うので、2カ月に一度、歯のクリーニングを予約します」。歯磨き粉は、フランス発の老舗美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」で購入。いい香りの上質なもので歯磨きタイムを楽しく。

「迎えたもの」はなんですか?

冬のヒートショック予防のためにバスローブを導入。こんなに便利で快適とは!

「わが家は浴室と洗面所が一体の欧米スタイルなので、バスローブの活用が理にかなっていました。湯上がりは汗をかきやすいので、すぐにパジャマに着替えず、いったん羽織ることで気持ちよく過ごせます」。くらっしーさんは「ラルフ ローレン」のものを愛用中。

発電機を購入したら安心感がケタ違い。太陽光でも蓄電できる優れものです

「災害時に停電してもスマホや扇風機などが使えるように『ジャクリ』のソーラー発電機を購入。太陽光で蓄電できるので安心です。色は部屋になじむベージュ系に。手の届きやすい位置にコンセントやUSBポートが増えたような感覚で普段使いしています」

コードレスにこだわって選んだハンドブレンダー。スープづくりに重宝しています

「スープづくりのために欲しいと思っていたハンドブレンダー。コードつきが多く、重さも気になって躊躇していましたが、『クイジナート』にコードレス製品があると知ってさっそく購入。これまで使っていたミキサーと違って洗う手間が少なく、とっても便利です」

縁あって、人間国宝の陶芸家・井上萬二さんのお茶碗を迎えました

夏に96歳で亡くなった白磁の人間国宝・井上萬二氏。くらっしーさんは春に、佐賀県有田町で井上氏の茶器を購入していた。「タクシーの運転手さんにすすめられて井上萬二窯を訪ね、お孫さんとお話しさせてもらったんです。不思議な縁を感じる宝物になりました」

Profile

くらっしーさん
●会社員&ユーチューバー 1969年千葉県出身。団体職員を経てケアマネジャーや区職員を経験。社会福祉士としてシニアの住宅相談にも関わり、”終の棲家”がテーマに。現在は不動産管理会社で高齢者対応の専門家として勤務。55歳からユーチューブ「くらっしー♡団地で実践ウェルビーイング」を開始。

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撮影/土屋哲朗 取材・文/志賀朝子

※この記事は「ゆうゆう」2025年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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