記事ランキング マンガ 連載・特集

老人ホームは親不孝?親の【高齢者施設入居】我が家の場合「みずから施設入居を決めた父…」

公開日

更新日

ゆうゆう編集部

介護付有料老人ホーム

みずから施設入居を決めた義父。要介護の義母とは別々のフロアで生活

ジャカランダさん(62歳・埼玉県)
義父(93歳)と義母(90歳)は2021年に介護付有料老人ホームに入居。義母は現在要介護3。義父は錯乱の症状が強くなり、同市内の病院に入院中。

山形市内で夫婦二人暮らしをしていた義理の両親だが、2021年の夏に義母が体調を崩して入院。義父も一人で暮らすことができなくなり、義母と同じ病院に入院。退院後は自宅近くの介護付有料老人ホームに住むと決めてしまった。義母は自宅に戻りたかったようだが、義父は一度決めたらほかの意見を一切聞かない。手続きなどもすべて義父が進めた。その施設は介護度でフロアが違い、要介護3の義母と要支援1の義父では別々の階。ほかの階に行くにはスタッフにお願いするしかなく、夕方以降は部屋の行き来も禁止。義母は「鳥かごに閉じ込められているみたい」と辛そう。コロナ禍だったので、私たちが面会に行っても滞在時間は15分のみ。ストップウォッチを持っての面会だった。

それでもスタッフの方々は明るく、行事ごとにイベントもあり、お散歩にも連れ出してくれる。通院は付き添いの人が1回1750円で連れていってくれるので、助かった。

状況が大きく変化したのは24年6月のこと。不安が徐々に強くなった義父が自傷行為を繰り返し、病院に入院。あっという間に認知症が進んでしまった。二人で入居した施設に、今は要介護3の義母が一人で暮らしている。

マンガで解決 老人ホームは親不孝?: 親も子も失敗しない施設の選び方

上大岡トメ著 畠中雅子監修 主婦の友社

トメさんが高齢親の介護を体験し、その不安や困りごとをマンガで解決する人気シリーズの第3弾。老人ホーム選びのヒントと、勇気をもらえる言葉が満載。

※詳細は下のボタンより

▼あわせて読みたい▼

>>「認知症の母に父が暴力をふっていることを知り、施設へ」親の【高齢者施設入居】体験談 >>親の【高齢者施設入居】実例「サービス付き高齢者向け住宅に入居した母が栄養不足に」 >>遠距離介護はもう無理! イラストレーター【上大岡トメさん】の 実録「親が高齢者施設に入るまで」

※この記事は「ゆうゆう」2026年1月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

画面トップへ移動