膝や股関節に不安のある人こそオススメ「3秒筋トレ」。驚きのメカニズムと初心者向け実践方法
「3秒で筋トレ?」と思わず聞き返したくなる筋力アップ法が話題です。ニューヨーク・タイムズにも掲載された“超タイパ”筋トレ「3秒筋トレ」。そのユニークな研究結果をもとに、3秒の運動から100年ものの足腰を作る方法を紹介した本『たった3秒筋トレ 世界最短時間で10歳若返る』(中村雅俊著・講談社刊)から、一部抜粋してお届けします。第2回は、「3秒筋トレ」の驚きのメカニズム。
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>>「ウォーキングしているから大丈夫」はウソ?足腰を鍛える世界一簡単な「3秒筋トレ」がすごい!膝や股関節に不安のある方こそ、「3秒筋トレ」
歳を重ねて足腰が衰えるにつれて、多くの方が膝や股関節に違和感や痛みを抱えるようになります。こうした違和感や痛みの背景にあるのは、関節でクッションの役割を果たしている軟骨が少しずつすり減り、変形してくること。
なかでも、膝の軟骨がすり減って起こる「変形性膝関節症」は、日本では潜在的な患者さんを含めるとおよそ3000万人になるとも言われる国民病。その初期では、歩き始めや立ち上がるときに軽い痛みがあり、やがて階段の上り下りや正座が困難になります。
膝や股関節に違和感や痛みがある人は、整形外科で専門医の診断を仰いでください。診断の結果、手術などの治療が求められる場合もありますが、軽症の段階では膝や股関節の負担を減らすための「運動療法」が推奨されるでしょう。
膝や股関節の負担を減らす運動療法のターゲットとなるのは、太もも前側の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という筋肉。股関節の「変形性股関節症」では、大腿四頭筋に加えて、太もも後ろ側のハムストリングス、お尻の大臀筋(だいでんきん)といった筋肉も運動療法のターゲットとなります。
こうした筋肉を鍛えて関節を守ってくれるのが、他ならぬ「3秒筋トレ」。
なかでも基本のキとなるのが、「椅子座り」と「かかと下ろし」です。
